7/29に4回目のレントゲン撮影と診察を受けた。骨折していた左上腕骨頭も受傷から丸5週間(骨折と判明して装具をつけ始めてからは4週間)が経ち、骨もくっついてきたようだ。
それに先立つ7/22、経過観察のため3回目のレントゲン撮影があった。撮影後、名前を呼ばれて診察室に入ると、担当医から「以前に比べて骨がズレている。こんなふうにズレるというのは、腕を使ったからとしか考えられない。あなた、腕使ったよね」と言われた。「そりゃあ両手使わないと、できない作業もありますから」と返したが、「とにかく骨がズレできている。一番最初のズレがなかった状態がもったいないくらいだ。今はまだ手術しなければならない、とかいうほどひどくはなってないので、この程度なら問題はないと思うけど」と。そして「どうしても両手が必要な時だってあるでしょう」と、なおも反論する私に、「両手を使わなければならないものは、諦めるんです。私は今まで子供からお年寄りまで、この手の骨折の人を何人も診てきたけど、折れた方の腕を使う人なんていないよ」と言い放ったのだった。
「両手を使わなければならないものは、諦めるんです」と言われても、ああそうですかと納得できるものではない。家族がいれば助けてもらうこともできるかもしれないが、あいにく私は独り者だ。治療はもちろんのこと、メシを食べるにしても洗濯するにしても、とにかく一人でやらなければならないから、可能な範囲で左手にも活躍してもらわなければ生活が成り立たない。そういうわけで、その後も左手は使い続けたのだが、それは受傷直後からずっとそうしていたことなので、それが原因で骨がズレたとは考えづらかった。
実は担当医には言わなかったが(言ったら間違いなく怒られるから
)、2回目のレントゲン撮影の後、3回目の撮影の前まで、夜は寝るとき装具を外していることが多かった。装具をつけたまま寝ると、暑さと体の自由が利かないことで2時間くらいで目が覚めてしまうのだ。もともと骨折箇所は上腕骨頭部だったので、常に肘屈曲位で固定していなくても、その部分の姿位さえ気をつけていればいいという考えもあって、目が覚めたら装具を取るか、最初から装具をつけないで寝るようになったが、そうしたことが骨がズレる原因の一つになったのかもしれない。
そういうわけで、それから4回目の撮影までの1週間は寝ている時もできるだけ装具をつけ、装具を外す時は筋反射テストやフォーカシングを使って、左腕の姿位はこれでいいかを常にチェックし続けた。その甲斐あってか、4回目のレントゲンでも骨のズレは3回目の時から大きくなっていないという結果が出た。
だが、その時、今の左肩の状態を説明してしておいた方がいいと思い、担当医に「シャツを脱いだり着たりする時に左腕を屈曲気味にすると、肩の前側に痛みが出るんですよね」という話をした。するとそれを聞いた医者が急に気色ばんで「え? 何でそんな服の着方するわけ? そんなことしてたら固定してることにならないでしょう!」。ちょっと待て、問題はそこか? 「それじゃダメだっていうなら、着替えられないじゃないですか」と言うと、医者は「こうやって(固定した状態を保ちながら)腕を袖に通すんだ。そういうふうに着ろって、誰にも教わらなかった?」と。もちろん、そんな話は誰からも聞いていない。こっちは受傷直後のわずかに動かすだけで肩に激痛が出ていた頃から今まで、そういうふうに(注)
服を脱ぎ着してきたのだ。
(注)実際には、左腕は自力では屈曲できないため、腰を前屈させた状態で左腕をダラリと下に向かって降ろして、その姿勢で服を脱ぎ着している。その時、左腕が屈曲気味になると肩の前側に痛みが出る。そういうことも説明したのだが、医者からは痛み云々より脱ぎ着の仕方にダメ出しをされたのである。
で、私が話しておきたかった、そしてそれについての見解が聞きたかった、痛みの件については結局、何のコメントもなく、「受傷して5週間、固定して4週間が過ぎて、骨もつながってきているようなので、これから徐々にリハビリを入れていきましょう」という話を最後に4回目の診察は終わった。だから今後、この医者にそういったことを話すのはやめることにした。
診察の後はいつものように物理療法。低周波治療器にかかり、三角巾を新しいものに代えてもらう。以前は肩を冷やすというのも入っていたが、服の上から冷やすようなヌルイものなので、帰った後、自分で冷やし直していた。今回からはリハビリの最初として、肘を伸ばすというのが加わったが、上に書いたように私はよく勝手に装具を外していたので、肘も屈曲拘縮などは全くなく、ただ肘を普通に曲げ伸ばしするだけのリハビリとも呼べないようなことをしただけだった。
病院に行くのはせいぜい週2回くらい、ということにしているので、その後はまだ病院でのリハビリは受けていないし、装具も外していいとは言われていないが、(文字通り)体と相談しながら必要な時以外、装具は外し、リハビリも少しずつだが勝手に始めている。
それから、3で書いた左三角筋からの応答がない件は、3回目と4回目の診察の間の期間に、体の別の部分を仲介に立てることと、エッセンシャルオイルを使うことで、三角筋の中部線維、次いで前部線維にアクセスすることができた。だが、まだ十分なものではなく、屈曲と外転は相変わらずできないでいる
(ただ、外転の可動域は少し改善)。三角筋へのアクセスはこの先も続けて行う必要があるだろう。
それに先立つ7/22、経過観察のため3回目のレントゲン撮影があった。撮影後、名前を呼ばれて診察室に入ると、担当医から「以前に比べて骨がズレている。こんなふうにズレるというのは、腕を使ったからとしか考えられない。あなた、腕使ったよね」と言われた。「そりゃあ両手使わないと、できない作業もありますから」と返したが、「とにかく骨がズレできている。一番最初のズレがなかった状態がもったいないくらいだ。今はまだ手術しなければならない、とかいうほどひどくはなってないので、この程度なら問題はないと思うけど」と。そして「どうしても両手が必要な時だってあるでしょう」と、なおも反論する私に、「両手を使わなければならないものは、諦めるんです。私は今まで子供からお年寄りまで、この手の骨折の人を何人も診てきたけど、折れた方の腕を使う人なんていないよ」と言い放ったのだった。
「両手を使わなければならないものは、諦めるんです」と言われても、ああそうですかと納得できるものではない。家族がいれば助けてもらうこともできるかもしれないが、あいにく私は独り者だ。治療はもちろんのこと、メシを食べるにしても洗濯するにしても、とにかく一人でやらなければならないから、可能な範囲で左手にも活躍してもらわなければ生活が成り立たない。そういうわけで、その後も左手は使い続けたのだが、それは受傷直後からずっとそうしていたことなので、それが原因で骨がズレたとは考えづらかった。
実は担当医には言わなかったが(言ったら間違いなく怒られるから
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そういうわけで、それから4回目の撮影までの1週間は寝ている時もできるだけ装具をつけ、装具を外す時は筋反射テストやフォーカシングを使って、左腕の姿位はこれでいいかを常にチェックし続けた。その甲斐あってか、4回目のレントゲンでも骨のズレは3回目の時から大きくなっていないという結果が出た。
だが、その時、今の左肩の状態を説明してしておいた方がいいと思い、担当医に「シャツを脱いだり着たりする時に左腕を屈曲気味にすると、肩の前側に痛みが出るんですよね」という話をした。するとそれを聞いた医者が急に気色ばんで「え? 何でそんな服の着方するわけ? そんなことしてたら固定してることにならないでしょう!」。ちょっと待て、問題はそこか? 「それじゃダメだっていうなら、着替えられないじゃないですか」と言うと、医者は「こうやって(固定した状態を保ちながら)腕を袖に通すんだ。そういうふうに着ろって、誰にも教わらなかった?」と。もちろん、そんな話は誰からも聞いていない。こっちは受傷直後のわずかに動かすだけで肩に激痛が出ていた頃から今まで、そういうふうに(注)
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(注)実際には、左腕は自力では屈曲できないため、腰を前屈させた状態で左腕をダラリと下に向かって降ろして、その姿勢で服を脱ぎ着している。その時、左腕が屈曲気味になると肩の前側に痛みが出る。そういうことも説明したのだが、医者からは痛み云々より脱ぎ着の仕方にダメ出しをされたのである。
で、私が話しておきたかった、そしてそれについての見解が聞きたかった、痛みの件については結局、何のコメントもなく、「受傷して5週間、固定して4週間が過ぎて、骨もつながってきているようなので、これから徐々にリハビリを入れていきましょう」という話を最後に4回目の診察は終わった。だから今後、この医者にそういったことを話すのはやめることにした。
診察の後はいつものように物理療法。低周波治療器にかかり、三角巾を新しいものに代えてもらう。以前は肩を冷やすというのも入っていたが、服の上から冷やすようなヌルイものなので、帰った後、自分で冷やし直していた。今回からはリハビリの最初として、肘を伸ばすというのが加わったが、上に書いたように私はよく勝手に装具を外していたので、肘も屈曲拘縮などは全くなく、ただ肘を普通に曲げ伸ばしするだけのリハビリとも呼べないようなことをしただけだった。
病院に行くのはせいぜい週2回くらい、ということにしているので、その後はまだ病院でのリハビリは受けていないし、装具も外していいとは言われていないが、(文字通り)体と相談しながら必要な時以外、装具は外し、リハビリも少しずつだが勝手に始めている。
それから、3で書いた左三角筋からの応答がない件は、3回目と4回目の診察の間の期間に、体の別の部分を仲介に立てることと、エッセンシャルオイルを使うことで、三角筋の中部線維、次いで前部線維にアクセスすることができた。だが、まだ十分なものではなく、屈曲と外転は相変わらずできないでいる
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