公立相馬総合病院の研修医のブログ

被災地医療を支える公立相馬総合病院
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見るためにぼかすということ

2020年02月25日 | 日記

昔からカメラが好きで、お年玉で買える程度のカメラをよく持って撮っていました。

当然性能もそれなりで、画素数は低いし、マクロは取れないし、夜景がとれないなんてのはざらでした。

それでも携帯でとるよりかは幾分か綺麗にとれたと思います。

それも昔の話。

昨今のスマホについているカメラの性能はすさまじいもので、単純にとるだけならそこらへんのコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)と大差無いと思います。

撮ってすぐに人やSNSに送れる手軽さも魅力です。

 

ではわざわざカメラを持つ魅力とはなんでしょうか。

その1番はボケみにあると自分は思います。

たとえば下の金の生る木の花やオオイヌノフグリの花は手前にぴんと合わせて奥をぼかすことでより花を際立たせています。(アップロード容量の関係で画質おちているの悲しい・・・)

 

こういった芸当はスマホカメラではまずできないものです。最新のスマホだとデュアルカメラやトリプルカメラなぞもついていてそれ風に見せることはできますが、ピントから奥にいけばいくほど自然にボケるような写真はその機序から撮りがたいです。

また夜景に強いのはもちろんのこと(水族館の撮影も強い)、シャッター速度をいじることで同じ視点でも変わった画をとることが出来ます。

ほぼ同じ構図でシャッタースピード短くした場合と長くした場合で下のように滝が玉のようにみえるパターンと、一本の水がつながって勢いよくみえるように撮ることもできます。

 

微妙な調整はもちろん必要ですが、身構えなくとも気楽にとれるのも大きな利点ですね。

ちょっとしたカメラを持つだけで、身近なものでも特別に映ったり、あるいはより綺麗に、あるいはより面白く、形として思い出に残せるのは楽しいことだと思います。みなさんもカメラどうでしょうか。

 

当直待機中 K


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