夏の秋田を彩るお祭りと言えば「竿燈」
今年も当たりがよくて、警備に駆り出されたとーたんからの写メ
（お仕事はちゃんとしてますよー）
昨日、今日とかなり暑いので
暗くなって、いくらか気温が下がったとはいえ
竿燈をあげる人、見る人
そしてお仕事で配置についている方
皆さん、ほんとにお疲れさま
秋田も真夏日が何日か続いていて
1ワンでお留守番の日もあるそらのために
なにか涼めるものがないかなーと見回すと
（ワンコ用のジェルマットは寝てくれないの）
これはどうだ～？？
子どもたちが小さい頃に
発熱すると、使っていたもの
バスタオルでくるんで
そこだけ、秋田弁？
ワタシいつも、この角度でそらを見ると
「赤ずきんちゃん」のオオカミを思い出すのよねぇ
これなんて、赤ずきんちゃんとおばあさんを喰って
満腹で動けないオオカミそのものでしょう？
うーたんは新しいものNGですからね
さて
雪太郎さんが背筋も凍るほどの怪談を書いていたので
ワタシも真似っこ
雪太郎さんのコメにはすでに紹介してしまったお話なんですが
実話+ちょいとフィクションです
（書いてみたら、短編とも呼べない超ショートなお話
書くのが好きとか豪語していたけど、やばい
難しい）
『チーズのお味は』
梅雨の終わりの蒸し暑い月曜の朝、
勤めている事務所の常勤は私1人なので
お掃除、たまった郵便物、ファクス、メールのチェック…などなど
週の始めは、何かと忙しい。
ひと通り終えて、朝の珈琲をいただいていると
「いだがぁ」…たまに新作や賞味期限ぎりぎりのものを持ってきてくれる
近くのチーズ工場の社長さんが、顔を出した。
ドイツや北海道で長く研鑽を積んできたらしいが
秋田弁丸出しの５５歳。
社長とはいっても、従業員は販売や製造助手をしてくれる女性が１人なので
製造、営業、配達とかなり忙しいらしい。
「飄々とした」という風貌がぴったりで、多弁でもない。
それはいつものことだけれど
今朝は少し顔色が悪く
「疲れてるのかな」とちらと思った。
珈琲を飲む間もなく、配達に出かけると言うので
新作のチーズをありがたくいただいて、送り出した。
チーズは冷蔵庫にしまい
黙々と午前中の仕事をこなし
やっと、お昼ご飯。
いただいたチーズをデザートがわりに一口食べた時
携帯が鳴った。
友人からである。
あいさつもそこそこに、何を言うかと思えば
「あのね、チーズ工場の社長さん
工場で作業していて、はしごから落ちて亡くなったらしいよ。
今朝死体で発見されたんだって」
背筋を冷たい汗が流れた・・・
ぞぉ～っとしていただけましたか？
