少女時代がデビューする頃の背景:
2000年当時、SMは歌手になりたがっている少年、少女の約80%が最初に志望する人気事務所であり、SM練習生選抜はますます競争が熾烈になっていました。
SM青少年ベスト選抜大会は毎年2回開催され、歌、ダンス、演技、ルックスの部門別に優勝者がいて、各部門優勝者はSMの練習生として自動選抜されました。
各部門優勝者は「〇〇ちゃん」(例えば「ダンスちゃん」)と呼ばれ、4人の「ちゃん」の中から大賞が選ばれました。
ちなみに、
東方神起のユノが「第1回ダンスちゃん」、少女時代のユリが「第2回ダンスちゃん」、東方神起のチャンミンが「第6回歌ちゃん(大賞も受賞)」、少女時代のテヨンが「第8回歌ちゃん(大賞も受賞)」
後に少女時代となるメンバーがSMの練習生となるまでの経緯(概略):
2000年まずジェシカが練習生としてSMに入ります。同年にはヒョヨン、その後スヨンの3人が練習生となります。
2001年にはオーディションのダンス部門で優勝しダンスチャンピオンとなったユリが練習生として入ってきます。
2002年のオーディションには当時小学校6年生のユナが通過して練習生となります。
2003年のオーディションでは小学校5年生のソヒョンが童謡を歌って練習生に合格。
2004年にはオーディション歌部門でテヨンが歌チャンピオンとなって練習生となります。
同年アメリカカリフォルニア州からティファニーが太平洋を渡りオーディションを受け合格。
2006年サニーは父親の音楽事務所の経営悪化により、SMに移籍され練習生になります。
少女時代デビューまでの経緯(概略):
2005-2006年頃からSMは練習生デビュー班(いつデビューしてもおかしくない程の実力者)の予備候補を対象に、後に「少女時代」としてデビューすることになる別名「女子団体チーム」の構成を開始します。
デビュー前は「女子団体チーム」、「女子スーパージュニア」、「スーパーガールズ(仮)」などという別称で呼ばれた少女時代。
結局、予備候補19人が登場し、結果的には4回の変動がありました。
毎回、11-12人の予備候補がノミネートされました。
1回目からノミネートされていたメンバーは
ジェシカ、ヒョヨン、 スヨン、 ユリ、ユナ、 ソヒョン(この6人は4回とも候補生に入っていた)。
SM自体も試行錯誤し、最初から9人と決まっていたわけではないようです。
メンバー候補に選ばれても次回の選考に残れなかった練習生は、その後SMを離れ、歌手、女優などをはじめ大部分が各方面で活躍している。
少女時代のメンバーは最終ショーケース以降、 9人のメンバーで確定、ここに少女時代が誕生しました。
SM Entertainment New Girl Group
2007年8月5日、満を持して少女時代デビュー
おことわり:
少女時代デビューの経緯については、韓国の古くからの少女時代ファンがブログなどに寄稿したものを編集・翻訳されたものを参考にしています。