コロナがあってやや下火になりましたが、
「聖地巡礼」って言葉が流行っていますね。
聖地は主としてアニメに登場する場所やドラマの撮影地を指しますが、
元祖聖地の神社も一大ブームとなりました。
神社ガール歴50年の元祖神社ガールとしては、
喜びもしましたし、同時に物寂しくもありました。
ガラガラだったマイナーな神社にも年中人が訪れるようになりました。
これは素直に嬉しいですよね。
本当のところは、ひっそりとした神社が心を整えたり、祈ったりするのにはいいですが、
自分が大好きな場所が注目されて人気が集まるのは嬉しいものです。
こんなにも長い間、神社や教会が好きな理由は何なのかなと考えてみました。
社殿にお参りはもちろんしますけれども、
実は、社殿や鳥居を取り除いた土地の姿も見ています。
神社成立よりも前の風景です。そちらの方がむしろずっとずっと歴史が長いことが多いです。
一昨年偶然人に案内してもらって行くことができた平泉寺白山神社(福井県)は、
驚くほどの高波動でした。
ちょうどまだコロナの時期で、まだ北陸新幹線が福井まで通っていませんでしたから、
人は本当にまばらで、広い境内を私たち一行6名が独占していました。
金沢から車で行ったのですが、2024年4月に北陸新幹線が福井まで開通しました。
ここで思い知ったのは、ご先祖様の祈りです。
京都出身ですが父方のルーツが福井で、ご先祖様に導かれてここに来たと分かりました。
曹洞宗永平寺のお膝元ですが、
福井に暮らしたご先祖様がもっとずっと長いスパンで何に手を合わせてきたのかに、
この地ではじめて気が付きました。
それが「山」です。白山。
平泉寺白山神社の中には苔むした白山への登り口があります。
たくさんの古人の歩いた跡が感じ取れたのです。
パワースポットに行って高波動に触れても、
また元通りに戻ってしまっても、いいのです。
それを繰り返すことで次第に、自分がパワースポット化します。
高波動ってどんなものかを知るために、
私たちは聖地巡礼をするのだと思っています。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓