一昨年、石垣島と西表島に行きました。
石垣、西表には2005年にも訪れているので再訪です。
2005年というのは私にとってちょうど、熱心にブログを書いていた頃です。
旅先で一生懸命ノートを書いて写真を撮って旅行日記を綴ったことを覚えています。
2005年に西表島に滞在した時、
東京からの弾丸ツアーで石垣島からフェリーに乗って来た人たちが、
「何もないね」「何にもないんだね」
と会話してたちまちフェリーに乗って石垣島へ帰ってしまう光景を目にしました。
「何にもない?」
東京から来た人たちの言わんとしていることもよくわかってはいましたが、
そのときの私たちは西表島にあるものを数えて感動していました。
「何でもある」か「何もない」かは、「何を数えるか」によるものだったのです。
西表島には、ジャングルがあります。手つかずの大自然が残されているのです。
日本では稀有な存在です。希少動物も生息しています。動物だけでなく植物も多様です。
フルーツがたくさんなっています。
滝がたくさんあります。周囲は海に囲まれています。
夜には星がたくさん見られます。
ですが「何もない」と言っていたのは東京からの観光客だけではありませんでした。
西表島のスーパーに入ると、大きな模造紙のポスターが張ってあって、
地元の小学生の「あったらいいもの」が書かれてありました。
都会にはあって西表島にないものが数え上げられていました。
遊園地や電車などです。
わかるわかる。
一昨年の石垣・西表の旅のあとに、
関東に戻って、たまたま、
東京ディズニーシーに行ったのですが、
東京ディズニーワールドは、
石垣・西表のリアルワールドを疑似体験する場でした。
リアルパラグライダー体験の直後に大人気アトラクション「ソアリン」を体験し、
ひしひしとそれを実感しました。
昨日の記事のパラグライダー体験の写真は、石垣島の北端です。
石垣島も北のほうに行くと、空からでなくても見渡す限り水平線で、
地球は丸いんだと実感できる岬や展望台があります。
「ソアリン」は言うまでもなく精巧につくられていて、
「安全に」世界中の空中遊泳を楽しめます。
「安全に」夢の国を堪能したい、堪能させたいのが、現代人の願いでしょう。とりわけ保護者の願い。
安全な疑似体験か自然のリアルな体験か。
ディズニーもいいですが、本当の大自然の経験でしか得られないものもたくさんありました。
パラグライダー体験では、「本当の」安全を感じました。
ディズニーの施設の安全性とはまた違った角度の安全です。
「安らぎ」と言ったほうが伝わりますでしょうか。
パラグライダーはエコな乗り物で、
上昇気流をとらえて乗ればどこにでも飛んで行けます。
上空では動力は必要なくなるのです。
この上昇気流の体感で、
波動の上昇、波動の軽さというのが感覚的に十分理解できるようになりました。
「なるほど!こういう感じか」と。
上昇気流に乗りさえすれば力が要らないのです。力を抜いていれば進みます。
波動が軽いと、しなやかに軽やかに進んでいけるというのと同じです。
自然は何も言わずに言葉や思考をはるかに超えたことを、すぱっと教えてくれます。
💓今日も、最後までお読みいただきありがとうございました💓