工房猫です。
魂の柱と書いて、コンチュウと呼びます。
ヴァイオリンにとって、この柱がとっても大事なんですよね。
魂柱はヴァイオリンのf抗から、スプーンみたいな、器具を用いて入れて
表板と裏板の間に立てるんですが、これがですね~。
私もおそらく何百回とトライしたのですが、納得いくように立てることが
出来ません。
某工房のお兄様方に「おねがい~。」と言って立ててもらうほどです。
ヴァイオリンを不本意にも、落っことしたことがある方は、
この魂柱が、倒れちゃった・・・なんてこと経験しているでしょうね。
ヴァイオリンの板は木で出来ていますから、呼吸していますし、
乾燥しすぎたり、湿気を帯びすぎたりすると、またこの柱がずれちゃう・・・
なーんてこともあるんですよ。
調子が悪い・・・なんて時は、魂柱がずれている?なんてことも
疑ってみるといいかもしれません。
この時期は、乾燥しすぎですから、湿気をいれる為に、ダンピットとか
用意する人もいるでしょう。
例えば、こちらのダンピットもいいでしょうし、
江川工房でも販売している、竹布マフラーを袋にして包むこともいいでしょう。
竹の特質として、水分を保湿するには本当にいい繊維です。
静電気をほとんど帯びません。
だから江川工房でも販売しているんですよ。
ヴァイオリニストのアテフ・ハリムさんも、この竹布のカバーの体験者。
This is great!! ととても喜んでいただきました。
顎当てにもこの竹布のハンカチを常用されています。
竹布は抗菌効果も優れていますから、匂いも防げますしね。
とてもいいですよ~。
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