シマノフスキ「エチュード Op.4, Op.33」から

万華鏡のように煌めき、自在に変貌する驚くべき和声。パッヘルベルのカノンのような明解なバス。一押し！…Op.4-2。ブラームス風のOp.33-5。【試聴リンク】 . . . 本文を読む

スクリャービン「24の前奏曲 Op.11」から

ペンタトニック（5音音列）という牧歌的な語法が5拍子により引き締まる、即ち「5の表現」の多用…スクリャービン「24の前奏曲 Op.11」から7曲暗譜した。 . . . 本文を読む

カプースチンを弾いたよ

カプースチン「8つの演奏会用エチュード Op.40」を弾いた。一人で弾くには厄介なので、いつものように連弾で。現代のテイストにリメイクされたクラシックと言おうか…音楽的直観力を養う、爽やかな頭の体操。 . . . 本文を読む

シューマン「ノヴェレッテ第8曲」

16分音符の波に揉まれて上昇し、シンコペーションが強打される鮮やかな冒頭主題は、なぜか序盤で姿を消す。 . . . 本文を読む

ハイドン「全ピアノ・ソナタ」

「交響曲の父」即ちソナタの父…ハイドンのピアノ・ソナタを全て弾いた。ただ、一人で弾くには何しろ曲数が多いし、退屈な曲もあるから、連弾で殆ど初見のような形でどんどん弾いた。 . . . 本文を読む

ドビュッシー「月光の降り注ぐテラス」「金色の魚」

前奏曲集 第2巻 第7曲「月光の降り注ぐテラス」、「映像」第2集 第3曲「金色の魚」…ドビュッシーのこの2曲を暗譜した。それをセットにしたのは僕の目利き。 . . . 本文を読む

ブラームス「カプリッチョ Op.76-8」

「ラソー・ラソー」という柔らかい主題に、オクターブで上下する8分音符の半音階的対旋律が霧のように纏わりつき、頻繁に転調する。これがハ長調だろうか？4分の6拍子でありながら多くは2分の3拍子。【試聴リンク】 . . . 本文を読む

シューマン「ピアノソナタ第3番 / 第1楽章」

シューマンのピアノソナタ第3番(f moll)・第1楽章を暗譜した。野心的で、若々しいエネルギーの丈をそのままぶつけた曲。 . . . 本文を読む

ラヴェル「クープランの墓 / プレリュード・フーガ」

ピアノの白鍵の魅力に改めて目覚め、白鍵の旋法から成るこの2曲を暗譜した。プレリュードはフランス和声の、そしてフーガは対位法の真髄。 . . . 本文を読む

ショパン「エチュード Op.25-6」

元々黒鍵だらけの調の場合、対極にあるのは白鍵。gis moll にとって、危機的状況となるのはC dur。 . . . 本文を読む