カプースチンを弾いたよ

カプースチン「8つの演奏会用エチュード Op.40」を弾いた。
一人で弾くには厄介なので、いつものように連弾で。

目まぐるしく転調し、捻じれる音の動きはヒンデミットを思わせ一見難解だが、必ず明確なカデンツァに着地する。
モチーフを継ぎ接ぎし、ほとばしる無窮動はバッハのよう。
奔放な見せ場があり、クライマックスには重厚な複調和音。
第6曲「田園」はフランス風。
第7曲「間奏」はクリスマス音楽風。
現代のテイストにリメイクされたクラシックと言おうか…音楽的直観力を養う、爽やかな頭の体操。