僕には身の回りの品、例えばバッグ、筆箱、シャツ、タオル、クッションカバー、テーブルクロス、食器、カーテンなどを、楽譜やピアノの鍵盤のデザインで飾ろうという発想は無い。
楽譜や鍵盤は僕にとって心を癒す装飾品ではなく、見た瞬間に仕事を思い出し、しばしば自分を苦しめ、それを乗り越えた先には自身を浄化してくれる神聖なものだ。
考えてもみて欲しい。注射器やメスや聴診器のデザインをあしらった品を愛用している医師がいるかどうか。
先日、鍵盤のデザインのタオルを頂いた。さて、これはタオルとしては使えない。「タオル美術館」というブランドの製品だという。
そうか、美術館か。美術品なら壁に飾ろう!ピアノ練習室の壁に貼り付けた。共鳴防止にもなるし、練習が楽しくなる。
間違ってこっちを弾いちゃったりして…。
==アメリカ在住のフランス人Armellさんのコメント==
身の回りの品には音楽に関したデザインの方が、医療に関したものよりずっと良いわ(^^)。
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