詩に触発されて音楽を作曲するのでも、歌と器楽曲では事情が全く異なる。
歌の場合は詩が長ければそれなりに長い歌になるが、器楽曲の場合、テキストの長さと音楽の長さに全く関連が無く、「運命はこう扉を叩く」というたった一言で長大な交響曲さえ出来てしまう。言葉からどれだけイメージを膨らませられるかが腕の見せ所だ。
詩を音楽に翻訳するのではなく、音楽からその詩が発生したのでは、と思わせるくらいに詩から自立した、独自の価値をもつ曲にしたい。
そのためには詩の語句の序列を見抜き、核心と修辞に選別し、修辞=カモフラージュを剥ぎ取り、核心を掘り下げること。
今作曲しているミロシュの「孤独」に基づく二重奏曲は、4連の4行詩という構成上、性格の異なる4楽章、20分程度の作品になる。
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