ベルフォーレの水～オペレッタ(1996)

あらすじ（台本：土屋弘光）
《第1幕》
森の中、聖なる大イチョウの周りで動物たちが戯れる。
社の鈴が響き、ギンナンが降り注ぐ。
池に棲む金色のヘビを探しに来た少年・与吉が、領主と家来に捕えられる。
逃れた与吉はそのヘビを見付け、生き血欲しさに切りつける。
すると池の水が涸れ、森が嵐と化す。

《第2幕》
枯れた森。水を求める動物たち。
悔いる与吉。動物たちと結束を誓い、狂喜乱舞する。
そこへ領主の家来が発砲し、森は火に包まれる。
火は治まり、星の夜、そして夜明け。
与吉と動物たちが次々に大イチョウに祈りを捧げる、森が蘇るようにと。
[演奏時間：60分]

初演：1996年12月15日（日）、長泉町文化センター「ベルフォーレ」・柿落しコンサート
1フルート・1クラリネット・3トランペット・4ホルン・1ヴァイオリン：昭和音楽大学講師陣
長泉児童合唱団（歌唱指導：篠田光代）／ピアノ：小澤 一／指揮：池田 悟
委嘱：静岡県長泉町
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