今年3月上旬、フルートとチューバのための1分の二重奏曲がほぼ完成した頃、Phasma-Musicのイヴォナさんから更にフルートとアコーディオンのための演奏会用の二重奏曲を募集するというメールが届いた。
フルートとチューバが線的で音色が混じり難い一方、フルートとアコーディオンは響きが溶け合い抒情的。対照的ゆえ一気に開始部が出来、2カ月後に完成。
曲名は《Yugure / 夕暮れ》。"Yugure"はそのままドイツ語にあるようだ(紅葉の意か)。また語感が「揺れ」「ぐれ(ぐれる)」を思わせる。因みに「ウクライナ」はUkraine(ユークレン)。
なお、アコーディオンのスペックについてポーランドのアコーディオン奏者による回答を得た上で、アコーディオン奏法について5月上旬、杉山卓氏に実演して頂きご教示頂いた。
機種により左手のボタンの配列が異なり、演奏の可否も変わるとの事。この点も含め曲の2箇所に問題があり、根本的に書き直した。ただし妥協ではなく、より良い形に。
演奏時間:6分半
♫ 試聴
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