現代作品の演奏にはクラシックとは異なる切り口が求められる。例えばピッチの正確さよりもテンポや音色表現を重視する点だ。実際、テンポにはリハのかなりの時間を割いた。
確かにこの切り口だと曲の内容を把握し易い。しかし練習を重ね、深めていくうちにピッチもやはり大切だし、乱暴な音は不快で濫用すべきではない…となる。
結局、現代作品も古典も最終的な到達点は一緒だ、と気付く。
本番1週間前でも新たな変更(ペダリング・内声のラインを出す等)のアイデアを見出すと、この些細な違いがまるで別の曲のように生まれ変わらせ、練習が再び新鮮になり、演奏に対する意欲が高まる。
アルトサックスとピアノのための《詩篇》初演まであと1週間!スーツを新調した…写真の建物みたいな色の。
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