旅行会社 スペースワールド スタッフの旅行記

スペースワールドのスタッフが、現地視察した時の旅の情報をブログにしました。

オーストリア&チェコ視察②≪ハルシュタット≫

2016-12-10 15:21:46 | オーストリア・チェコ2016

こんにちは!スペースワールド佐藤です。

第二弾はとっても美しい湖畔の街、ハルシュタットです

【10/20 4日目】ザルツブルク⇒ハルシュタット つづき

ザルツブルクからハルシュタットは列車を利用すると大体2時間半前後。
一度乗換えがありますが、乗換え以降は車窓から素晴らしい景色が広がります。


だんだんと湖らしきものが見えてくると、ほどなくしてハルシュタットの駅に到着。
電車を降りて出口からそのまま坂を下ると、船着場では列車の時間に合わせて船が待っていました。
街は湖の対岸にあるので、列車から降りた人々は皆この渡し船に乗り込みます。
船に乗っているのは10分程度ですが、湖上からの街を見ることができ、クルージング気分を味わえます。

(渡し船の中の様子)

まずは見どころのひとつであるバインハウス(納骨堂)へ。
かつて土葬が主流たったころ、土地が狭く墓地が十分に取れなかったため、埋葬した数十年後に遺骨を取り出して別の遺体を埋めていたそうです。
取り出した遺骨が納められたのがバインハウスで、様々な装飾が施された頭がい骨がびっしりと並んでいます。
この風景、日本では絶対に見ることはできない!と思いました。文化や感覚の違いも実感させられます。
苦手でない方は、是非行ってみてください。入場料は€1.5で、日本語の説明の紙を貸していただけます。

(バインハウス外観 1階部分が納骨堂です)

ぶらぶらと歩いていると、かわいらしいマルクト広場に到着


さらに進んで、雑貨屋さんなどをちらちら見つつゼー通りを歩いていると湖沿いに出ました。
目の前に広がる湖に心洗われます。

(ゼー通りからの昼間の景色と夕暮れの景色)

夕食を食べたレストランのご紹介です。
Gasthof Zauner Seewirt(ガストホフ ツァウナー ゼーヴィルト)
マルクト広場の奥にあるホテルの2階です。
ハルシュタットでの食事は、やはり湖でとれたお魚を食べるべし!と思い、
マスのグリルをチョイス!お塩とレモンでサッパリ。美味しかったです。
写真にちらっと写っている飲み物は、「Almdudler(アルムドゥドラー)」というオーストリア発祥の国民から愛されている炭酸飲料です。
製法については詳しくわかりませんが、ハーブを漬け込んだシロップを炭酸で割ったような感じだそうです。
味の説明が難しいのですが、さわかやかな甘さとやや薬草の味がする炭酸で、
苦手な人もいるかもしれませんが、ハマる人はハマると思います。私はハマりました。
レストランで注文したり、スーパーでペットボトルを買ったりとオーストリア滞在中に何回も飲みました。
日本では購入できないのが残念です。


【10/21 5日目】ハルシュタット⇒ウィーン

朝の風景はとっても澄んでいて、山間から朝日が昇ってくるともう感動です。
日帰り観光では見られない景色ですね。


さて、午前中はハルシュタット塩坑へ。
ケーブルカーの切符売り場で、往復のケーブルカーと塩坑ツアーがセットになったチケットを購入できます。
山頂駅に到着すると、すでに絶景が広がっていました!さらに15分ほど登ると、塩坑ツアーの受付の建物があります。
そこで専用のつなぎを受け取り、服の上から着て準備完了。
かっこいい制服を来たガイドさんが説明と案内をしてくれます。塩坑の入口は狭く、冒険みたいでワクワクします。
途中2箇所、本格的な滑り台を利用する場所があり(階段もあります)、大の大人がみんなはしゃいでいました
洞窟内では何度か映像を見たり説明を聞いたりしますが、特に終盤の歴史を表す立体的な光のショーが印象的でした。
最後は全員でトロッコに乗って洞窟の外へ。絶景をカメラに納め、ケーブルカーで山を下りました。

(滑り台と光のショー)

(ケーブルカー山頂駅から少し登ると素晴らしい景色が!)

視察レポートの第一弾にザルツブルクの『SALZ』はドイツ語で塩を意味すると書きましたが、
ハルシュタットの『HALL』もケルト語で塩を意味しています。
街中にいくつかお塩が購入できるお店がありますが、ケーブルカーの駅にもお土産屋さんが併設されており、
ハーブ入りの食用のものや、バスソルトなどたくさんの種類のお塩が並んでいます。

ハルシュタットはとにかく景色が美しく、空気も澄んでいて小さい街ですが何日でも滞在したくなるぐらい癒されました。
後ろ髪をひかれつつ、次はウィーンへ。つづく



最新の画像もっと見る

コメントを投稿