フランスの “ルルド”・ドイツの “ノルディナウ”・メキシコの “トラコテ”、世界各地に “神聖な水” が湧き出る泉があります。 それらの水を飲んで、病気やケガが治ったと言う噂は、信憑性が有るか無いか定かではありません。 しかし、単純に間違った情報と否定する事は出来ません。 過去に、何等かの “奇跡” があった筈です。
水が豊富な日本に、“神聖な水” は無いのか? 呼び名は違っても、身体に良い成分が含有する水は、沢山あると思います! 南は 阿蘇山~北は 羊蹄山の伏流水など、名水は豊富です。
北海道の南西部・長万部町に、日本で唯一石灰華(他にアメリカのグランドキャニオン)含有の “二股温泉” があります。 温泉成分は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、微量の放射能が含まれている様です。 アイヌ人が発見した温泉で、神の湯 と呼ばれ昔から病気やケガに効果があると言われています。 その源泉を、和人(日本人)がアイヌ人から焼酎二斗と交換したと言うのですから、言葉巧みに騙し取ったのでしょう? そんな事情があるせいか、希少価値がある二股温泉(20℃の冷泉)の人気は 今一です!
我が町 の郊外に “放射能成分”が含有する、不思議な 井戸 があります。 お祓いをした井戸水を飲むと、病気やケガが不思議と治るのです。 そんな偶然は、話に尾びれが付いて広まるものです。 しかし、“神霊院” の信者が日本全国に数万人いると言えば、多少は信憑性が窺えると思います。 30年前、小さな町は大騒ぎでした。 月例会と称する祭典に、町民を超える信者が集合するのです。 古い話ですが、現実にあった騒動です。 神主の祈祷力が、大勢の信者を招き入れたのではありません。 神霊院の井戸の水が、悩み苦しむ多くの信者(患者)を導いたのです。 残念ながら 神主の死後、主導権争いで心霊院は閉鎖されました。 その後、信者の要望で札幌市に心霊院を建設し「相川神霊院」の名で活動しています。 ただし、放射能成分が含有する “井戸” は、札幌にはありません。
函館市から西へ約 50キロ、上の国町で日本で唯一 ブラックシリカ(黒鉛珪石)が、採掘されています。 “ブラックシリカ” は、“岩盤浴” に用いられる天然鉱石です。 冷たい筈の石に横たわると、不思議な事に “汗ばむ程 温まる” のです。 “ブラックシリカ” に含有する微量の放射線が、“遠赤外線” となり入浴効果が得られる様です。
◎ 上ノ国町で採掘される「ブラックシリカ」
なぜか 北海道・南西部には、放射線量の多い地域が点在しています。 “有害” なのか “有益” なのか分かりませんが、自然界には 微量の “放射能” が 浮遊している様です。 勿論、病院の “レントゲン設備” も 放射線を利用した医療機器です。
“放射能の平和利用” は、文明社会に必要かも知れませんが、原子力発電 は認めたくありません。 “核のゴミ問題” はおろか、“福島第一原子力発電所” の “メルトダウン” は、日本最大の恥 です。 3月11日で、事故発生から 10年になります。 50年経っても、事故処理が叶わないと言いながら、40年の寿命を超えた “原発” を、政府判断で 騙し騙し稼働するのですから、心底 呆れます。
“放射能の平和利用” は、文明社会に必要かも知れませんが、原子力発電 は認めたくありません。 “核のゴミ問題” はおろか、“福島第一原子力発電所” の “メルトダウン” は、日本最大の恥 です。 3月11日で、事故発生から 10年になります。 50年経っても、事故処理が叶わないと言いながら、40年の寿命を超えた “原発” を、政府判断で 騙し騙し稼働するのですから、心底 呆れます。
◎「福島第一原子力発電所」メルトダウン
「名水」の話が、忌まわしい「原発事故」の話に 飛躍しました。