現在、オーストラリアの広い地域で “うさぎ” が異常繁殖し、植物 や 土壌 が荒らされ 社会問題になっている様です。 どうして、愛くるしい “うさぎ” が “害獣” と言われるのか? どうやら、複雑な理由がある様です!
“うさぎ” は、オオカミ・キツネ・タカ(猛禽類)などの天敵が多く、巣穴から 数百メートルの範囲しか移動しない(捕食され易い)“草食動物” です。 それゆえ 種存続の為、繫殖力が ネズミ同様に高い。 1羽の雌が 1年で、40~60羽の子を産むそうです。 そんな “うさぎ” を、人間は太古から 食料として捕獲し食べていたのです。
ただし “うさぎ” の生息域は、本来 ヨーロッパの南部に限定された動物です。 勿論、山を越えたり・海を渡る事など、到底 “うさぎ” には出来ません。
“うさぎ” は、オオカミ・キツネ・タカ(猛禽類)などの天敵が多く、巣穴から 数百メートルの範囲しか移動しない(捕食され易い)“草食動物” です。 それゆえ 種存続の為、繫殖力が ネズミ同様に高い。 1羽の雌が 1年で、40~60羽の子を産むそうです。 そんな “うさぎ” を、人間は太古から 食料として捕獲し食べていたのです。
ただし “うさぎ” の生息域は、本来 ヨーロッパの南部に限定された動物です。 勿論、山を越えたり・海を渡る事など、到底 “うさぎ” には出来ません。
行動範囲が狭い “うさぎ” が、どうして世界中に分散されたのか? 大航海時代に食料として、船で運ばれ “生き残り” が、世界各国で繁殖した様です!
人間が持ち込んだ動物が、近年になって “害獣” として嫌われる。 「何も、“うさぎ” が 悪いのではありません」 人間の “エゴ” が、弱い生き物を苦しめているだけです!
ある国では “うさぎ” が大量繫殖すると、特定の伝染病菌(ウイルス)を拡散し、種の絶滅を図ったと聞きます。 それでも、ウイルスの耐性を獲得した 1割ほどの “うさぎ” が、今まで生き延びた様です。 まるで、“新型コロナ” の蔓延を予防する怪しい “ワクチン” です。(これは 暴言でした) しかし 人間の思惑 は、成功例 より 失敗例 が多いのは、歴史上の事実です!
◎ 害獣? 可愛い “うさぎ”
“うさぎ” の大量繫殖に悩むオーストラリア政府は、今後 どの様な対策を取るか、興味があります。 大量虐殺でしょうか・天敵の輸入でしょうか?
日本の奄美大島では、ハブ の天敵として マングース を輸入し、失敗しています。 ハブ を捕食する目的で 島に放った マングース は、捕らえ易い ヤンバルクイナ や 奄美クロウサギ を、絶滅させる程 捕食したのです。
日本の奄美大島では、ハブ の天敵として マングース を輸入し、失敗しています。 ハブ を捕食する目的で 島に放った マングース は、捕らえ易い ヤンバルクイナ や 奄美クロウサギ を、絶滅させる程 捕食したのです。
マングースは “うさぎ” を捕食するのですから、オーストラリアは マングース を輸入し 野に放せば良いのではないでしょうか? 残念ながら マングース は、人間の思惑通り “うさぎ” だけを捕食しません。 獰猛な マングース は、オーストラリアの自然を 悪戯に破壊するだけです!
◎ ペットが野生化した「アライグマ」
最近 我が町で、外来生物を目撃しました。 30年前には噂にも上がらなかった “アライグマ” が、時折 郊外で見られるのです。 タヌキ に似た動物ですから、生存できる地域が重なると思います。 一体、彼等は何処から来たのか? ペットとして可愛がられた アライグマ が、飼い主の身勝手な都合で飼育放棄され、野生動物として生き延びたのです! 捨てられた地域で、エサを漁るのは罪でしょうか?
本来いない筈の外来生物が、日本各地で大繫殖しています。 ヌートリア・ブラックバス・ワニガメ・アメリカンザリガニ・など、外来生物に在来生物が捕食され、存続が危ぶまれています。 誰が 目論んだのか? 勿論「人間」です! 「野生動物の本能は、人間の野心と相反する」と、言う事でしょうか?
オーストラリアでウサギが増えすぎた話をテレビで見ました。
大雑把な言い方ですが、何か対策をするのに人間の考えることって
かえって以前より悪くなる事だって少なくないですからね。
私なら適当にウサギを捕まえて食卓のご馳走として
ありがたく頂きますけどね。
奈良の鹿でも農家に被害を与える鹿は猟師が撃って食べるのは合法なのに
奈良公園の鹿をタマタマ死なせてしまって逮捕された青年がおりましたが
何か青年がかわいそうでなりません。
ほとんどの人間は牛や豚や鶏の肉をいつも食べるというのにです。