・・・ 愛と死をみつめて ・・・ 唄:青山和子
一、♪ まこ・・・甘えてばかりでごめんネ~ みこは・・・とっても倖せなの~ 儚い命と知った日に~ 意地悪いって泣いたとき~ 涙をふいてくれた まこ・・・ ♪
二、♪ まこ・・・わがまま言ってごめんネ~ みこは・・・ほんとに嬉しかったの~ たとえ その瞳は見えずとも~ 二人で夢見た信濃路を~ 背負って歩くと言った まこ・・・ ♪
三、♪ まこ・・・元気になれずにごめんネ~ みこは・・・とっても生きたかったの~ たとえ この身は召されても~ 二人の愛は永遠に咲く~ みこの命を生きて まこ・・・ ♪
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この楽曲は 今から五十年以上前、実話を元に作られ大ヒットした、昭和の名曲です。 「青山 和子」が歌う「愛と死をみつめて」を聞く度に、男 と 女 の純粋な愛の危うさが しみじみと感じます。
みち子(みこ)と實(まこ)は、高校時代に病気療養所で知り会い、退院後は文通で意気投合した若い二人でした。 その後、みこ は京都の大学へ まこ は東京の大学へ、遠距離恋愛を続けたそうです。 そんな中、みこ の病気が再発し、入院しなければならなくなった様です。 病名は、軟骨肉腫 と言う難病でした。 まこ は みこ を励ます為に、アルバイトで旅費を捻出しながら、何度も何度も見舞いを続けたそうです。 しかし、みこ の病気は快復するどころか、悪化が進む一方でした。 現実は 厳しいものです。 まこ の看護も虚しく、みこ は 22歳の誕生日前日、天に召されたそうです。
その後「愛と死をみつめて」は 本 になり、映画化 され テレビ版 も何度か放送されています。 心 と 心 が結ばれた若い男女は、病気や事故で引き裂かれても、愛は永遠に生き続ける事を唄う、辛く悲しい 昭和の ラブストーリー でした。
「純愛とは、強い心の繋がりです。周りが引き離そうとすればする程 激しく燃え上がり、終いには取り返しがつかなくなる」 ことわざ「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られて〇〇じまえ」先人の教えです! 令和の日本で、M & K の 愛 は 成就されるでしょうか?
◎ 友人「鈴木 博詞」作 油絵
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