信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2016/08 黒部峡谷を往く(その3) ~猿飛峡での一話~

2016年08月22日 | 黒部峡谷

こんにちは、信です。
つい先日まで、今年は台風が来ないと云っていましたが・・
その反動か今、大変なことになっています。

台風が三つ連続して、日本を蹂躙しています。




東北・北海道では、既に被害が出ています。
今日、台風 9号が関東を直撃しそうです。

まだ風はそんなに強くなっていません。
被害がこれ以上、大きくならないことを願っています。





さて先日の夏休み黒部峡谷ツアーを再開します。
欅平駅から、この「猿飛」の看板まで来ました。





あの谷間が猿飛峡です。





谷合のど真ん中ですね。






この日は流れが穏やかで、水面が綺麗でした。






ここを降りれば目的地です。






着きました。





黒部川はこの壁にぶつかり、90°右に向きを変えています。






こちらは来た方の谷です。
真ん中に潜ってきたトンネルが見えます。





ここに明治時代の写真が貼ってありましたが




清流はあくまで清く、川底が透けて見えています。

関西電力の係員のオジさんが説明してくれました。





明治の頃は、今より川底が16m下だったそうです。
峡谷ももっと狭まったところがあって、実際に猿が飛んで対岸を行き来していたようです。




下流の出し平ダムが出来たことで土砂が堆積して、現在の高さになったのだとか。
写真では人も渡れるようになっていました。

たった100年足らずで、この景観も大きく変わったようです。


こちらの下流側。
先日、小熊が水浴びに来たのだとか。






この日も暑い日でしたが、熊さんは現れませんでした。





猿飛峡の左側の岩盤です。






まだ緑は青々としていました。




ここに猿飛峡エンブレムがあって、屋根付きの岩を利用した東屋もあるのですが、それは家族の記念スナップに
なってしまったので、ここでは割愛。

さて秘境感満点の猿飛峡をそろそろ出て




欅平に戻りましょう。
奥鐘山が奥に聳えていました。





戻ります。





それにしても凄いところに道を作ったもんだ。
昔はこの道で資材を運んだのでしょうか。





トンネルまで戻ってきました。





前回来た時は雨上がりで、大木がここを渦巻いて回っていました。






今日は穏やかで、岩魚が泳いでいます。






またどんどん先に行って、置いていかれます。





葉っぱの先が色づいて

「小さい秋」見ぃつけた。





あ、この白いヘルメットを被った人が
先程、案内を面白おかしくしてくれた関電のオジさんです。






間もなくここも錦繡の秋を迎えることでしょう。






一度、その頃に来てみたいものです。






トンネルのあかり取り。






トンネルを抜けると

遠くにあれは唐松岳、そして不帰ノ嶮が左に見えました。




さて今度は欅平に戻り、人喰い岩を抜けていきます。

それでは皆さま、ご機嫌よう。






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