
お早うございます、信です。
季節は進み水無月 6月は芒種の次候、第二十六候 腐草為螢(くされたるくさ ほたるとなる)になりました。
早いもので、もう蛍の季節です。
昨日はお休みを頂いて、鎌倉を撮影徘徊する予定でしたが、見事に丸一日の雨。
朝から本降り状態で、どうにもカメラを出せる状況にはなく、鎌倉は仕切り直しとなりました。
という訳で今日も松戸の本土寺、続けます。

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【本土寺】
もと源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられ、建治三年(1277)に、領主の曽谷教信(そやきょうしん)の協力により領内の地蔵堂を移して
法華堂(ほっけどう)として始まり、後に日蓮聖人より長谷山本土寺と寺号を授かりました。
長栄山 池上本門寺(ちょうえいざん いけがみほんもんじ)、鎌倉比企ヶ谷の長興山 妙本寺(ちょうこうざん みょうほんじ)とともに
朗門の三長三本(ろうもんのさんちょうさんぼん)と呼ばれ、宗門屈指の大山として、末寺百数十を統括し、山内は四院六坊がとりまく
十四間四面の本堂を中心に七堂伽藍を誇っていましたが、度々の不受不施(ふじゅふせ)の法難と明治維新の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)のために衰退します。

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しかしながら三聖人出生の聖跡として今なお名高く、開運・安産・乳出子育・学業増進・所願成就のご霊験で知られる名刹です。
三聖人とは、平賀家の三兄弟で、師孝第一と讃えられる日朗聖人、日蓮大聖人に次ぐ偉聖と崇められる日像聖人、そして池上本門寺
比企ヶ谷妙本寺の大成者・日輪聖人のこと。本土寺の本土とは、「我此土(わがこのど)」つまり、お釈迦様が本当の佛、本佛となって
住む国土「本土」に由来します。
また花は、本佛に捧げる花であり、宝樹のことです。現在は、「あじさい寺、花の寺」として親しまれています。(本土寺パンフレットより)
「乳出のご霊水」
日像上人が産湯を使った井戸で、飲むとお乳の出が良くなるのだとか

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でも来ているのは、子育ては卒業された方々ばかりです
二階建ての回廊です

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渡り廊下を潜って

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地蔵堂です
小さなお地蔵が沢山納められていました

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像師堂です

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今日庵元夢(こんにちあんげんむ)の門人のひとり、藤風庵可長(とうふうあんかちょう)の追善のために、昭和五十三年(1978)
造立された句碑のようです
「世は夢のみな通ひ路か梅の花」 今日庵元夢
裏に藤風庵可長の句が彫られています

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睡蓮池に弁天堂

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その裏側に

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小林一茶の句碑 「影ぼうし乃 翁に似たり 初時雨」
翁に似たりとは芭蕉を指したのでしょうか

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銭洗い場がありました

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その上にチョコンと弁天様が鎮座

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表に戻ります

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こちらは青の紫陽花が多かった

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そう云えば本堂がまだでした

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明日は本堂でお参りです
まだ本土寺、続きます。
撮影日: 6月8日
撮影場所:松戸市平賀 長谷山 本土寺
それでは皆様、御機嫌よう。
鎌倉は残念でしたね。
晴れた日の長谷寺や江ノ電を期待しています。
本土寺も歴史のあるお寺ですね。
どこのお寺も栄枯盛衰の歴史を経て
今があるのがわかります。
緑が多いいのが嬉しいですね
睡蓮の咲く池も素敵です。
見どころたっぷりの本土寺ですね。
こんばんは。
今日の貴重な晴れが1日ずれていてくれたら・・
お天気にたらればはありませんが、今日一日会社のビルで悶々としていました。
イザ!鎌倉は来年に持ち越しか・・
もう休日は超のつく混雑で、カメラどころではなくなると思います。
本土寺も明日で終わりにします。
素晴らしい名刹でした。
四季を通じて楽しめることでしょう。
コメント有難うございます。