高島柊爾のブログ

ガーデニングや音楽の話、旅行とか普段の何気ないことを書いてます。

武蔵野・肉汁うどんとは

2011年10月07日 | グルメ

 

 結城市の特別老人ホームに入居している母の見舞いに、途中立ち寄った取手市戸頭にある

『自家製うどん・久兵衛屋』(℡0297-71-9109)に昼食のために立ち寄り、さっそく『肉汁うど

ん』¥590を頂いた。初めて食べた。旨い!

 肉汁うどんは、自分が知る範囲では武蔵野(今でいう埼玉県西部~東京都の西部多摩

地区あたり)の小麦の生産地域で古くからある郷土料理らしい。現在は川越~熊谷と埼玉

の全域の平野部まで人気は拡大している。麺は、一般的なうどんよりも太く、色は茶色、

汁はつけ麺用で、かつお出しに肉を加え、シイタケ、ゴマを加え、薬味にねぎ、油揚げを

加え、温かい汁にからませて食べる。あるうどん屋ではそれに地場野菜の天ぷらや茹でた

野菜が付くこともある。この店では、具材として豚ばら肉と油揚げの千切り、みりん、砂糖で

出汁をとり、薬味に千切りのネギを使っていた。汁の器は飯碗よりも大きめの丼を使用。

 そういえば、昨年、タレントの地井武雄がTV『ちい散歩』の番組でも紹介していました。

 〔レシピ〕

★材料(1人)

 豚ばら肉→40~50g、大きさは好みにカットし炒めてから使用。

 長ネギ→ぶつ切り適量 、長ネギ3分の1

 めんつゆ→35g

 だし汁→150g

 かつおぶしの粉末かほんだし→小さじ1

 油揚げ→1枚、大きさは好みのカット

 しょうゆ、みりん、砂糖→適量、汁は甘辛いです。※上のお店では塩味の汁もあります。

 ドッピング→白ゴマ、ネギ、ナス等好みで何でも ※ユズが合うような気がします。

         ナスとキノコの炒めもの、生姜

 うどん→できれば手打ちを、なければ、なるだけ太いものを。太い蕎麦でもいけるような

      気もします。上記の店では茹で上がりの麺の並は400gと設定。

★作り方

具材を入れて、味を調える。

 今は亡き父が昔作ってくれた下館のうどんの汁にもなぜか近いような気がしました。

※ 下館うどんの汁レシピ

  鶏のもも肉少々、油揚げ、長ネギ、みょうが、しょうゆ、砂糖、みりん、鰹節で味を調える。

 夏は薬味として青ネギの他に地元で良く収穫のある青唐辛子、も加えます。