高島柊爾のブログ

ガーデニングや音楽の話、旅行とか普段の何気ないことを書いてます。

富山への旅・2014年10月

2014年11月22日 | 旅行

 10月にまとまった休みを頂き、北陸の旅へ。上野からMAXトキで長岡経由で約5時間の富山へ。能登半島の手前。

結構遠回りでしか現状はいけない。遠くに立山連峰が見える。ここ富山市は現在の上司の故郷。富山は薬の行商が有名で北陸の人は働き者

勤勉と聞くが、まさしくそのタイプで心の広い方なのです。

来年3月に新幹線が開通するにあたり、駅前は急ピッチで建設ラッシユだ。ここに新幹線が開通したら、長野経由で来られるので

東京からは約2時間の至近距離となり、観光客が多数訪問し、大きな経済効果を生むに違いない。それで町は盛り上がっているのだ。

まずは、到着後、海岸の方を目指す。岩瀬地区に古い商店街があるというのだ。この町はライトレールという路面電車が走っているので便利。

何となくヨーロッパの街並みを走る電車みたいだ。

電車で約20分程度の終点岩瀬浜で降りる。

ここ岩瀬地区は古いノスタルジックな、昭和初期かそれ以前の懐かしい街並み。

岩瀬は、加賀藩の御蔵が置かれ、上方への米の輸出港として栄え、江戸時代後期には北海道からの昆布やニシン、                      肥料の輸入などによって、多くの富と文化がもたらされました。岩瀬大町には、廻船問屋の町並みが残り、往時の面影を現在にとどめています。

↑ここではお昼に『シラス丼』を頂く。

そこから海岸の方に歩くと、海の展望台が現れる。

 ↑ 1階から上を覗く。最上階までは、階段しかなく、結構しんどいです。↓展望台から湾を望む。

↓ 富山のオアシス『富岩運河環水公園』にて。広さは何と9.7haの広い敷地もある。週末でもあり、午後は犬を連れて散歩に来たり、芝の上で昼寝

している方が多い。この富山市は運河の街。

「世界一美しい」と言われているスターバックスコーヒーや「フレンチの鉄人」坂井宏之監修のレストランもある。緑の美しさと、水辺のきらめき、

ゆったりと流れる時間が心を癒してくれます。夜のライトアップも大変幻想的です。     

駅近くのアパホテルに宿泊する。

 

翌日に『富山城址公園』に向かう。この公園の一角に城がある。

この地の豪族水野勝重(のち神保長職と改称)が、天文12年(1543年)頃築城したという。天正8年(1580年)、佐々成政が越中守護職を任じて入城、大改築を行なったが、同13年、豊臣秀吉に降ってのちは、加賀の前田利家の領有となった。寛永17年(1640年)、前田利次が富山に十万石を分封されて以降は前田氏の居城となり、十三代相継いで明治に至る。平城で、石垣・水濠跡が残る。本丸跡にたつ天守は犬山城を模して、昭和29年に復興したもの。本丸跡は公園として整備されている。どうも戦災で本丸は焼けてしまったらしい。↓

 

  ↓ 城の東側の門

↓ 城の近くにある『富山市佐藤記念美術館』。いろんな絵巻がある。当時の絵師の作品を見ていると、遠近法を取り入れたり、高度な技術や

繊細さに驚愕します。

富山市佐藤記念美術館は、富山県砺波市出身の実業家であり茶人でもあった、故佐藤助九郎氏が中心となり、昭和36年9月に(財)佐藤美術館として開館。

 

↓ 公園の脇のに浮かぶ松川遊覧船。桜の時期はそうとう楽しいのでは。

 松川遊覧船は、富山観光遊覧船(株)が昭和63年(1988年)4月より、富山市中心部・城址公園横を流れる松川で運航しています。

↓ 駅前から南に向かうメインストリートはこのようなお洒落な街頭が続く。  ↓  『富山市役所』の建物の壁面もハンガー・バスケット

を使い、無機質の寒々しいコンクリートを温かく演出している。よく考えた街並み作りだ。↓の花はカリブラコアかペチュニア?

この高い場所に設置してある鉢までどうやって水やりしているのだろうか?それと夏の花なのだが?