晴れ時々大雨~カメレオン日記~

人生晴れの日もあれば豪雨の日もあったり(^^)他人の不幸は蜜の味?!読んで笑って☆バタ子のトラブルドタバタ日記☆暇潰しに

復興支援ボランティア2 ~宮城県亘理町にて~

2011年06月13日 | 東日本大震災・ボランティア
6/10~6/11に再び24時間ボランティアに行ってきました。
作業詳細は前回と同じです。
今回はこの状況を少しでも多くの人に知ってもらう為に、
津波の被災地と、農家の人に許可をもらって畑の被災状況を写真に撮ってきたのでその紹介です。
最近はメディアの報道もAKB48やら少女時代やらKARAやら、震災関係も原発のことばかりで、津波の被害にあった被災地への意識が薄くなっているような気がします。
この写真を見て、一瞬でもいいので、被災地のことを考えていただければと思います。
ボランティアの活動内容等の詳細は5月31日に投稿した記事に書きましたので、そちらも一緒にご覧ください。
(※何分携帯電話で撮影したので、あまりよく撮れてないです。)



金曜日の夜出発をして、途中のSAで仮眠をとった後JAに到着。
今回は私たちの団体とは別に、他の地域から2台ボランティアのグループがきていました。
今回も前回同様、イチゴ農家でのヘドロの除去作業です。
JAにて着替えをすませ、決起会というんでしょうか、JAの方のお話を聞き、
前回同様にJAの人の計らいで津波の被害がひどかった沿岸部をバスでまわりました。
この日は震災からちょうど3ヶ月目でした。


この辺は大きな瓦礫はもう片付いていますが、小さい瓦礫はまだそのままです。


自衛隊の方たちを中心に重機を使って瓦礫の撤去作業が続いています。


5枚目の写真の人影は自衛隊の方々が手作業で最後細かいゴミや貴重品・写真などを仕分けしながら拾っているそうです。
自衛隊のみなさん本当にありがとうございます。


津波によって1F部分がほぼ壊滅している家


木々はほとんど枯れています。


イチゴの仕分梱包をやる作業場

←白い壁のところに人の身長を超える2m50cm位の高さに筋が見えますが、津波がきたラインです。


集められた瓦礫の山。前回来た時よりもかなり片付いてきました。



遠くに瓦礫の山で作った堤防が見えます。
高さは10mくらいあるでしょうか。。

瓦礫の堤防までの間には震災前は家がたくさん建っていました。
今は家の土台部分の基礎しかのこっていません。


壊滅したイチゴ農家のビニールハウスの残骸。
亘理町450軒のイチゴ農家のうち80%がこういう状態。。



津波の被害にあったイチゴ農家のビニールハウス内。
なんとかビニールハウスが残った70軒のイチゴ農家もこういう状態で、
イチゴは塩で枯れ、土の上には山ほどヘドロが蓄積し、乾燥してひび割れ状態に。


津波にやられたイチゴ。



5時間の作業で、12人でビニールハウス1個分のヘドロを除去しました。



今日お手伝いさせていただいた農家のおかあさんは、明日栃木にイチゴの苗をもらいに行くと嬉しそうに語っていました。
今年のクリスマスにはぜひ亘理町のイチゴにおめにかかりたいです。


着替えのために再びJAに行くと、10人ほどの外国人のグループがいました。
話をしてみると、横須賀米軍基地で小学校の先生をしている人たちだそうで、今回は物資を運んできたそうです。アメリカの皆さんには、“ともだち作戦”にて約2万人近い軍隊のかたが自衛隊に続きいち早く被災地に入ってたくさんの支援をしていただきました。
このグループも前回はイチゴ農家でヘドロの除去作業をしたそうです。今回は物資をおいて横須賀にとんぼ帰りです。
世界中の人が支援してくれているということになんだか胸が熱くなりました。
彼らに、“日本人は今回の震災のアメリカの支援に心から感謝している、本当にありがとう!”
と伝えると、
“助け合うのはあたりまえ”
とさわやかな笑顔で語っていました。
本当にありがとうございます!!




帰りのSAにて廃車になった車をを運ぶトラックを見ながら、復興を祈りました。


こんな看板もありました。
亘理町でも仮設住宅がかなりできてきていて、復興しているんだな、と実感しましたが、まだまだ始まったばかりです。

被災地の1日も早い復興をお祈りいたします。

0泊2日池袋発ボランティアバスツアー
東日本大震災被災地支援の会
http://hisaiti-24h-shien.mo-blog.jp/


いちご農家復興支援一口オーナー制度
宮城県特産品種 苺「もういっこ」復興支援プロジェクト
http://hisaiti-24h-shien.mo-blog.jp/hitokuti/


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2 コメント

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ボランティアご苦労様です (smoke)
2011-06-15 20:37:57
初めてコメントさせていただきます。

私のいとこは亘理町で被災しました。
幸い家族は無事でしたが、いちご農家で事業拡大したばかりのハウス等、すべて持っていかれたそうです。

今のメディアは「原発>津波>地震」の構図ですね。
やはり映像に派手さがないと取り上げないのでしょうか?
私の実家は内陸で、最大震度があった町の隣町ですが、復旧の優先順位が低いのか全く持ち直していないように感じます。

ボランティアの方には頭が上がりません。
本当にありがとう。
返信する
コメントありがとうございます。 (バタ子)
2011-06-16 10:02:32
smokeさん>>
コメントありがとうございます。 
そうですか。 
大変だったんですね。 
最初の農家の方も言ってましたが、最初は命が助かったことだけでもすごくよかったって思うけど、家や畑を見て、これからどうやって生きていったらいいんだ、って絶望すると。。

正直いてもたってもいられなかったっていう心境です。 

ボランティアに行くことの意義は、現実を目で見て受け止め記憶に止め、被災者の人たちの苦しみや悲しみを感じ、TVでしか知らない友人たちに話をすることだと思ってます。

ボランティア以外のいろんな支援に取り組んでいる友人たちがいます。 

皆が自分にできることを少しずつやっていくことが大事なんだと思います。 

smokeさんもご実家やご親戚大変だと思いますが、今が震災で傷を受けた日本のがんばりどころだと思います。
がんばりましょう。
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