カマキリの卵

今回も虫です。
虫シリーズ嫌いな方ごめんなさい(^o^;
小学校低学年か中学年の頃のエピソード（？）。

当時、私は、女の子が好きなおままごとや人形遊びなどには全く興味がなく、とにく虫が大好きでした。
しょっちゅう虫を捕まえては、自慢するために学校に連れて行ったり、家でも母親の反対を押し切って常に虫を飼ってました(^^;（今考えるとキモイけど）虫が大嫌いな母親と弟にとっては大迷惑な子供だったんです。
幸い父は虫好きだったのでよく一緒に虫採りをしました。
虫採りで一番思い出に残っているのは、朝から夕方までかけてセミを２０匹くらい採った時のことかな(*^□^*)。
小さい虫籠いっぱいにセミを詰め込んで、自慢げに家に持って帰ると、あまりのけたたましさと、あとやつらオシッコかけるんですよね、そのオシッコのおかげで速攻捨てられました…。
いや、正確には「１０日しかない命だからかわいそう」という大義名分のもと逃がしたんですけど。

まぁ、そんなことをやっていると、卵から孵してみた－い(≧▼≦)なんて願望もでてきちゃったり。

秋になってたまたまおばあちゃんの家に行った時、伯父貴が草刈りをしてたんです。最初はコオロギ目的で刈られた草の中を物色中、それはありました！
当時はまっていた“オオカマキリ”の卵！！
夏場、カマキリを捕まえて学校に持っていっては、他の男の子たちが持ってきていたカマキリと戦わせるのがクラスでちょ～流行っていたんです！でもいつもジャイアンみなたいな体型でわりかし狂暴なＴ君のカマキリには誰も勝てなくて(´｀）本人同様、でかくて狂暴なカマキリでして、いつかいつかと思っているうちに夏は終わっちゃったんですね。
そこで、卵を見つけた私はここから孵して、今までのカマキリの無念を晴らすため（Ｔ君のカマキリにやられたカマキリはみんなご臨終しました…）、育てようと思ったんです。

さっそく２、３個カマキリの卵を持ち帰り、透明のプラスチックに蓋が網状になっている虫籠の中へ。赤ちゃんが生まれたらすぐご飯が食べられるようにと草なんかもどっさり入れて、とにかく母に見つかってはまずい、と押入にこっそり隠しておき、たまに取り出しては毎日眺めていました。
当然と言えば当然の話ですが、そんなにすぐ孵るわけないんですよ。これから冬なんですから。
またしても（“どんぐり”を参照）、リスのごとくカマキリの卵のことをすっかり忘れてしまった私( -_-)
リスならオチは、春になって隠したまま忘れてしまった木の実から木の芽がでてくるという、可愛いオチなんですけど、こちらはかなり悲惨です(T_T)

春先に、最初に気が付いたのは母でした。
何やら最近小さな虫が家の中に多いと。
うちの母はうちら姉弟が食べ散らかしたお菓子か何かが残っていて、それで虫がわいていると思ったんですね～。とにかく徹底的に掃除をしあちこち調べ回ったんです。
原因はすぐに判明しました。
そうです、押入の中に忘れ去られたカマキリの卵(^^;

私はてっきりカマキリは１コの卵から１匹しか生まれないと思ってました。だから大きい卵ほど大きいカマキリが生まれると思い、たくさん見つけた中から選りすぐりの３個を持って帰ってきたわけです。
だからというわけではないけれど、
みなさん、カマキリが卵からどうやって孵るか知ってます？
秋や冬はカラカラに乾燥していると思ってた卵の表面が、熱で少し溶けたようになって、その卵にぶらさがるように下に細い糸の様なものがツツ〓っといっぱい垂れてきて、それがカマキリになるですよ！しかも１個につき、本当にちっちゃいカマキリがウン万匹(οдО;)×３個分。
虫籠のあの小さい隙間も通れるほど小さいということがまずかった。。

というわけで、カマキリが卵から孵るところを見るという貴重な経験をしました＼(^O^)／
って終わりたいところですが、その後私が鬼と化した母親にどれほど怒られたかはご想像におまかせいたします

他にも動物・生き物ネタ書いています。よかったら読んでいってください

卵♂♀

猫の本能

猫の不思議

血吸いバッタと学校伝説

黒い鎧をかぶった子供のアイドル

件名：犬かえました

どろだらけ☆オーストラリアつれづれ日記

 

フジミ模型 自由研究シリーズ No.23 いきもの編 オオカマキリ ノンスケール 色分け済み プラモデル 自由... 組み立てが必要なプラモデル。別途、工具が必要。   フジミ模型(FUJIMI)

 

自然なぜなに?DVD図鑑6 草間のハンター オオカマキリ   日高 敏隆 アスク