わが家にある古銭を整理しています。
額に入れて飾っていたもの、母親のタンスの中のもの、小物入れのものなど散らばっていたものを集めて、年代別などに区分しています。
私と古銭との出会いは、私が小学生になる頃、自宅の柱の背割り(干し割れを防ぐための割れ目)に50銭玉が何枚も打ち込まれていたのだ。 戦争に行った祖父の安全祈願のためだ、と聞いた。
その銀貨を一生懸命掘り出した。曲がってしまって原型をとどめていなかったが、暫くのあいだ、「私の宝物」になっていた。
明治時代は、意外と銀貨が多い。なんとなく質が高いように感じる。 昭和中期のお金は、戦争の時代を反映してか、アルミ製が多く登場する。鉄の質も悪いように感じる。腐食の進みも速い。時代を反映するものだ。
<明治時代>
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上段は表側。左から、明治20年・1銭、10年・半銭、43年・10銭。
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明治24年・5銭(表・裏)
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明治28年・20銭(表・裏)
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明治31年・50銭と5銭(上・表、下・裏)
(兌換券)
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明治22年に発行された1円の兌換券。
流通する硬貨(コウカ)を正貨として、その硬貨に代わるものとして紙幣(シヘイ)が発行された。紙幣には「此券引かへに銀貨壱円相渡可申候也」と書かれている。そのため紙幣が銀貨と同じねうちで使われていた。これが兌換券なのです。
肖像画は「竹内宿禰大臣」。成務・仲哀・応神・仁徳の4代の天皇に仕えたという伝説的な忠臣らしいです。
紙幣は、明治18年の一円札(大黒様)が日本で最初とか。兌換券は昭和17年からはなくなっている。
<大正時代>
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上段は表面。上・大正6年・10銭。下・大正9年・1銭(いずれも表・裏)
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大正10年・5銭、大正7年・5厘
<昭和の初期>
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上段が表面。昭和2年・10銭(上段左端)、昭和12年・5銭(上段右2番目)、昭和16年・10銭(下段左端)、昭和14年・1銭(下段左2個、アルミ製)。
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昭和17年~21年(1銭・10銭・50銭)
小銭が多いです。だいたい、小銭だけは残るようですネ。
額に入れて飾っていたもの、母親のタンスの中のもの、小物入れのものなど散らばっていたものを集めて、年代別などに区分しています。
私と古銭との出会いは、私が小学生になる頃、自宅の柱の背割り(干し割れを防ぐための割れ目)に50銭玉が何枚も打ち込まれていたのだ。 戦争に行った祖父の安全祈願のためだ、と聞いた。
その銀貨を一生懸命掘り出した。曲がってしまって原型をとどめていなかったが、暫くのあいだ、「私の宝物」になっていた。
明治時代は、意外と銀貨が多い。なんとなく質が高いように感じる。 昭和中期のお金は、戦争の時代を反映してか、アルミ製が多く登場する。鉄の質も悪いように感じる。腐食の進みも速い。時代を反映するものだ。
<明治時代>
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上段は表側。左から、明治20年・1銭、10年・半銭、43年・10銭。
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明治24年・5銭(表・裏)
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明治28年・20銭(表・裏)
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明治31年・50銭と5銭(上・表、下・裏)
(兌換券)
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明治22年に発行された1円の兌換券。
流通する硬貨(コウカ)を正貨として、その硬貨に代わるものとして紙幣(シヘイ)が発行された。紙幣には「此券引かへに銀貨壱円相渡可申候也」と書かれている。そのため紙幣が銀貨と同じねうちで使われていた。これが兌換券なのです。
肖像画は「竹内宿禰大臣」。成務・仲哀・応神・仁徳の4代の天皇に仕えたという伝説的な忠臣らしいです。
紙幣は、明治18年の一円札(大黒様)が日本で最初とか。兌換券は昭和17年からはなくなっている。
<大正時代>
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上段は表面。上・大正6年・10銭。下・大正9年・1銭(いずれも表・裏)
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大正10年・5銭、大正7年・5厘
<昭和の初期>
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上段が表面。昭和2年・10銭(上段左端)、昭和12年・5銭(上段右2番目)、昭和16年・10銭(下段左端)、昭和14年・1銭(下段左2個、アルミ製)。
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昭和17年~21年(1銭・10銭・50銭)
小銭が多いです。だいたい、小銭だけは残るようですネ。