わいわい!テレビ

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地下鉄であった交流

2009-09-05 | 2010/1 以前の記事
記事No.479
※この記事はノンフィクションです。

マスターです。
東京の地下に路線網を張り巡らす東京メトロ。「TOKYO HEART」と銘打ち、CMなどの広報活動を展開しています。多分、心のこもった交流をしてほしいという意味が込められているのでしょう。少なくとも私はそう思っています。
さて、先日電車の旅で、東西線に乗車すると、インドの伝統的な太鼓をしょったの男性が、「この漢字は何と読むのですか」と尋ねてきました。どうやら広告に書いてあった「近道」の読み方が分からなかったそうです。
親切な私は、その方に読み方を教えてあげました。すると、「ありがとうございます。」と丁寧にお礼をされました。
ちなみに、日本人なら読み方は分かりますよね。「近道」と書いて「ちかみち」と読みます。小学校3年あたりに習う読み方だったと記憶しています。まあ当たっているかどうかは知らないけどね。

これで終わったかと私は思いました。すると、なんとその方が私の隣に座ったのです。
その方は、いつか自分で本を出版するために、日本語の勉強をしていると語りました。そして、名刺を渡されました。その名刺にはこんなことが書かれていました。
ハーレー クリシュナ ハーレー クリシュナ
クリシュナ クリシュナ ハーレー ハーレー
ハーレー ラーマ ハーレー ラーマ
ラーマ ラーマ ハーレー ハーレー

その方曰わく、これを唱えると精神を統一できるのだそうです。集中したいときに唱えると効果的なのだとか。その方は毎日このようなものを唱えるのだそうです。
そこで私は気づきました。この方はインド仏教の信者なのだろうと。
その後、その方は私と話をしているうちに、下車して行きました。

こういう心の交流も良いですね。「TOKYO HEART」の意味がよく分かった気がしました。

ところで、名刺をよく見てみるとURLを発見。そこにアクセスすると、クリシュナ意識国際協会という宗教団体のページでした。その方はここで生活していると言っていました。

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