今教室を出た。残業規制が敷かれる世の中で、とうとう私の残業時間が1時間を突破した。理由は授業内容の記録にある。そんな議事録を授業中に残すことのできる余裕などはない。
そして引き続き地獄のレールの先を作る業務にも従事せねばならない。いつまでも終わらない地獄はここにあるのだ。
もし残業代が支給されたならば、私の懐事情はもっと明るかっただろう。しかし現実はこうも上手くいかぬものだ。働く意味とは何か、つくづく考えさせられるものである。
同業他社はどうなっているのだろうか。ことサービス業である我々にとって、細かいところまで含めると仕事は無限に膨らんでいく。それらに対してどの程度会社側から報酬が出されるのか、もしくはどこも残業代の出ないブラック業界なのかが気になる。
法律に照らし合わせてどの程度この会社が正当性を持ち合わせているのかも非常に気になるところだ。労働基準法に関しては、36協定を用いたとしてもアウトであることは請け合い。その他のところで黒になることはしていないだろうか。
ここが摘発されるとしたら内部告発か、それとも顧客からの起訴だろうか。私はまだ何も判断がつかぬ。
だが、私は社畜JKとしての責務は全うする。それは明日もきっと変わらない事実だろう。