社畜JKの逆襲

自分をJKと思い込んでいる社畜のノーマルな日常

陰キャだからインスタ使えん笑

2021-01-24 16:56:00 | 日記
「過去一仕事行きたくない」

 そう零したのは、我が親友吉野ちゃんだった。
 先程までの笑顔も笑い声も、もはや残っていない。残るのは明日への恐怖と苦悩。社畜JKのみなみはポーカーフェイスを維持しつつも、心からの同意を示していた。

「月曜日にさ、笑って出社できるようにしたいな」
「よっしゃ仕事や!って?笑」
「それはヤバい笑」
「せめてよっしゃ稼ぐか!ってなれるくらいにはしたいな」


 我々が求めているのは平穏なる幸福である。欲など挙げ出したらキリがないが、可能なれば自分のやりたいことで自分と周りを幸せにし、余裕があれば社会も幸せにできるくらいのレベルの仕事がしたいだけである。

 我々は経営者の為に働いてはいない。現状を鑑みて、私や吉野ちゃんが経営者を敬愛しているとは言い難い。故にそのような経営者は排して然るべきである。

 我々はまず我々の為に働きたい。自分のスキルなど高が知れている。故に私に必要なのは私が必要としているスキルを有する人間と顧客である。


「あの時やってりゃ良かったなって後悔しないようにだけはしよう」

 私は彼女と確約した。
 最早限界もこれまでである。明日は、私も吉野ちゃんも同じ地獄を見ることになるだろう。だが、それは今だけであることをこのブログでは宣言しておきたい。

 私は経営者とはもちろん、しょうもない上司や縁も切れた元上司とも心中するつもりは毛頭ない。倒れる時はせめて前のめりに。このブログタイトルを元社畜JKのつぶやきに変えられるよう、奮闘する次第である。