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米国株式オプション取引、国内株式配当、国内外不動産投資をメインに不労所得を獲得するための方策を試行錯誤しています。

インタラクティブブローカーズ証券の口座を開設する

2020年01月03日 | 米国株式投資
米国のオプション取引用の口座を開設しますが、現状日本国内でオプション取引を行える証券会社はインタラクティブブローカーズ証券(IB証券)一択です。

ここでは、IB証券への口座開設から取引開始まで(入金手続きから日本円→米ドルへの両替まで)を開設しています。

(1)インタラクティブブローカーズ証券に口座開設する

開設にあたって検討すべき事項がいくつかあります。

①口座種類

日本口座国内口座(IBSJ口座)と米国口座(IBLLC口座)の2種類ありますが、IBSJ口座は開設するメリットないので米国口座(IBLLC口座)を選択します。

②口座タイプ

口座開設時に口座タイプとして現金口座/Reg T マージン/Reg T IRA/ポートフォリオ・マージン口座から選択する必要があります。

一般的にはRegT(日本の信用取引口座のようなもの)を選択しますが、私は(売買代金が即時利用出来ないなど)不便はありますが現金口座を選択します。

※PUT/CALLCALLともに現金・現資産を準備したうえでの取引前提なので、取引額を間違えて権利行使時に慌てないため。


③基準通貨

日本円を選択します。確定申告時にも円建てでレポートが出るので、通常はこちらを選択されるとのことでした。

円とドルの基準通貨選択時の違いは、両替時の手数料が円建てになるかドル建てになるかなのですが、さほど気にする必要はないと思います。

④Stock Yield Enhancement Program(SYEP)

日本の貸株にあたるものです。選択するのをオススメします。以前は資産残高5万ドル以上ないと適用されなかったようですが、いまは現物株を持たれていればもれなく適用されるようです。日本の証券会社の貸株だと配当の取得扱いを2種類(権利確定時に一時的に貸株解除 or 配当金相当を支払い)から選ぶのですが、こちらは選択肢なくPayment in due で日本の貸株で配当金相当を別途お支払いいただく形になるようです。

これは、米国では日本と違って株主優待の制度が無いので論点にならないからだと思われます。※日本だと株主優待で長期優待制度とかがあり、銘柄ごとに貸株対象にするかどうか思案する必要があるのですが、米国の場合はシンプルに貸株により配当利回りUPを企図すれば大丈夫です。

⑤取引希望

多様なメニューから選択するのですが、最下層にあるFX(グローバル)は両替のことなので、日本円から入金して取引を始める方は絶対選択する必要があります。

⑥その他

申し込み時のブラウザはFirefoxかIEが推奨です。

本人確認で免許証を送る場合、裏面も必要になります。(送り忘れると口座開設までのやりとりで数日余分にかかります)



以下、IB証券の新規口座開設ページより内容抜粋しています。

新規口座開設のご案内
弊社及び弊社米国法人では、個人及び法人名義での口座開設が可能です。日本国内口座(以下、IBSJ口座といいます)と米国口座(以下、IBLLC口座といいます)でのサービス内容等は以下をご確認願います。

個人名義での口座開設については、IBSJ口座及びIBLLC口座ともにオンラインよりお申し込みを受け付けております。法人名義での口座開設については、IBSJ口座をご希望の場合には弊社営業開発部までお問い合わせください。IBLLC口座の場合にはオンラインより申し込みを受け付けておりますので法人名義による米国口座(IBLLC口座開設)申し込みリンクからお進み下さい。米国口座(IBLLC口座開設)法人用必要書類



連絡先:営業開発部 TEL:03-4588-9705

角丸 mkakumaru@interactivebrokers.com



◆重要事項(口座開設に際しては、以下をご確認のうえお手続きを行ってください)

提出書類及びシステム環境

IBSJ口座とIBLLC口座ではご提出いただく書類が異なります。各口座の設定に際して、必要となる書類は以下にてご確認下さい。また、あわせてマイナンバー制度に関する説明についてもご確認下さい。

IBSJ口座:口座開設必要書類

IBLLC口座:口座開設必要書類

【重要】マイナンバー制度について

IBSJ口座をお申し込みの場合には、マイナンバーのご入力とマイナンバーカードまたは通知書のご提出が必要です。また、IBLLC口座をお問い合わせの件につきましてご案内をさせて頂きます。もス込みの場合には、法的拘束力はないものの、租税条約に基づく軽減税率適用のためにはIRSの要件としてマイナンバーのご入力が必要となりますので、ご留意下さい。

◆システム環境について

Fire Foxを推奨させていただいております。IE及びSafariは利用可能ですが、その他のブラウザGoogle Chrome及びマイクロソフトEdgeでは表示に不具合が出る可能性があります。

口座開設にあたっての留意点

弊社は米系のオンライン専業の証券会社です。そのため、口座開設の基準としてPC操作の可不可は条件の一つになることに加え、米系オンライン証券特有の確認事項があることをご了承いただいた上でお申し込みください。

お客様より口座開設前に、同様のお問い合わせを繰り返しいただく等、弊社サービス等のご理解が確認できない場合には、顧客保護の観点に鑑みて、口座開設をお断りさせていただく場合がございますので予めご了承ください。

弊社ではIBSJ口座、IBLLC口座共に一般口座のみのお取り扱いとなります。よって、お取引の損益につきましてはお客様ご自身による確定申告のお手続きが必要となります。なお、税金に関するアドバイス等は一切おこなっておりませんので、予めご了承下さい。

口座開設前に口座に関するよくある質問のページもあわせてご一読下さい。

居住地国に関する宣言(国内口座のみご申請のお客様)

「租税条約等の実施に伴う所得税法、法人税法及び地方税法の特例等に関する法律」が改正され、新たにIBSJ口座の開設を行うお客様は居住地国名等の届出が必要があることから “特定取引を行う者の届出書”をご提出いただく必要があります。弊社では、オンラインによる申込手続きにて必要項目をご入力いただくことで当該届出書の提出に代えさせていただいております。なお、居住国が一定の国のお客様につきましては、同法上、口座残高等の情報を所轄税務署長に報告することが義務付けられておりますので、予めご了承ください。

IBSJ口座の開設手続きにおいて、“W-8フォーム”の記載内容をご確認いただくプロセスがありますが、これはご申請いただいている内容の確認であり、“W-8フォーム”が実際に社外に提供されるものではありません。

IBSJ口座とIBLLC口座のサービス内容

IBSJ口座では、日本国内の上場商品及び日本株CFDの取引が可能です。一方、IBLLC口座ではFXを含む海外上場商品のお取引が可能となります。日本居住者の場合、IBLLC口座による日本国内の商品のお取引はできませんので、ご留意ください。口座のタイプを間違えられますと審査に多くの時間を要する場合がございますのでご注意ください。

IBSJ口座とIBLLC口座間での資金移動は出来ません。



口座開設前に口座に関するよくある質問のページもあわせてご一読下さい。

入出金及び口座維持の費用について

IBSJ口座をご利用の場合、最低100万円のご入金が必要です。また、IBLLC口座では下限の設定はありませんが、2,000米ドル相当額未満ではマージン口座の機能をご利用いただけません。

IBLLC口座では外為円決済(海外送金扱い)にて日本円のご入金もお受けしております(IBLLC口座への送金可否については、金融機関により異なるため、お手続きされる金融機関へご確認ください)。口座開設後、口座残高が10万米ドル相当額未満の場合には、4ヶ月目以降に10米ドル相当額の口座維持手数料(月間アクティビティ手数料)が発生致しますのでご注意下さい。なお、手数料を引き落とす際、現金残高がない場合には、手数料相当額の保有商品を弊社の任意で決済させていただきますので、予めご了承願います。

商品先物取引に関する制限について

日本国内居住の場合、IBLLC口座による、金先物、原油先物、その他農作物等の商品先物及び先物オプションに該当する商品は法人口座のみのお取扱いとなりますので予めご了承ください。

口座開設前に口座に関するよくある質問のページもあわせてご一読下さい。

外国PEPs該当するお客様について

改正犯罪収益移転防止法が2016年10月1日に施行され、下記に定める「外国PEPs」に該当するお客様は、弊社に取引口座を開設することが出来なくなりました。

外国PEPs: 外国において、元首や日本における内閣総理大臣その他の国務大臣及び副大臣、最高裁判所の裁判官、統合幕僚長・統合幕僚副長、陸・海・空の幕僚長・幕僚副長に相当する職、中央銀行の役員の職などにある人(①過去にそうであった人、②これらの人の家族含む)

※お客様の側で外国PEPsに該当するか否かの判断が難しい場合は、弊社までご一報ください。

「外国PEPs」に該当しないお客様のみ、以下より口座開設画面にお進みください(お客様が口座開設画面にお進みになった時点で、お客様より「外国PEPs」に該当しない旨ご回答を得たものと看做します。)。

上記を確認して口座開設を進める場合はこちら
(2)郵便書留を受領する


上記手続き後、数日で以下のメールが届きますので、書留郵便を自宅もしくは郵便局で受領することで口座開設前のタスクは完了です。

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口座開設に必要な書類をご提出頂きましてありがとうございました。

この後弊社よりご住所確認の為の書留郵便を郵送致しますのでご自宅または最寄の

郵便局でのお受け取りをお願い致します。

*転送でのお受け取りは弊社にて確認が出来ませんのでご注意下さい。

*法人口座の場合は、事業所ご住所及び取引担当者様のご住所への郵送となります。

日本国内口座(IBSJ口座)及び米国口座(IBLLC口座)の併設としてのお申し込みを頂いている場合は、

それぞれのお口座にご入金が必要となりますので予めご了承下さい。

尚、書留郵便をお受け取り頂けますと通常3日-10営業日で審査が完了致します。

ご登録のE-mailにご連絡させて頂きますのでご確認下さい。

また、お申込み内容、状況によっては審査にお時間がかかる場合がございます。

どうぞよろしくお願い致します。

<よくある質問リンク>

https://www.interactivebrokers.co.jp/jp/index.php?f=microsite_jp&p=whyib2

*弊社では日本居住のお客様へのビットコイン先物のサービスは現在行っておりません。

<お申込みから取引開始までのクイックガイド>

http://www.interactivebrokers.co.jp/download/jpGuide-QuickGuides.pdf



(3)入金する

口座開設から45日以内に入金する必要があります。90日超えると、システムクローズされるのでイチからやり直しみたいです。

※入金確認後、4か月目より10万ドル未満の場合は毎月10ドルかかります。

三菱東京UFJ銀行で外国送金しようとしていますが、いくつか留意事項がありましたのでMEMOしておきます。

①上限金額

店頭窓口:上限なし

テレビ窓口:500万円

三菱UFJダイレクト:100万円

外国送金扱いなので手数料がそれなりにかかると考えていたのですが、CITIバンクの大手町支店への送金なので手数料800円で済むようです。

※送金先の口座名義人が外国住所なので、海外送金扱いになるとのことでした。

店頭窓口で外国送金出来る支店は限られているようですので、いったん近くのテレビ窓口経由で送金しようとしています。

②受付時間

テレビ窓口自体は9:00~18:00で営業しているのですが、セキュリティ機能付きカードの場合9:00~11:00になりますので注意が必要です。

お昼休みに1時間以上かけて手続き進めていて、手続きの最後に上記の指摘を受けて翌日イチからやり直しになりました。

そして、翌朝9:00前に並んで手続きしようとしたのですが、並ぶ場所間違えたようで先に中国人のおばあさんに順番譲って結局手続き出来ないまま2週間経ちましたが、昨年末に入金完了しました。



(4)日本円から米ドルに両替する


入金した日本円を取引用に米ドルに両替します。( ドル転にはFXのトレード許可が必要)

PCからだとわかりづらいので、スマホの両替ボタンから両替するのがおすすめです。ちなみに、スマホからだとデフォルトのIDEALPROでの取引になるようです。

電話で確認したところ、FXCONVとIDEALPROの違いはIDEALPROではバーチャルFXポジションの履歴が残ることのみで、両替できていることに変わりはないとのことでした。

なお、25000ドル以下の場合はインタラクティブブローカーズ証券内の両替レートが適用されるのですが、市場実態とさほど乖離無いので

あまり気にする必要は無いようです。





・・・・ 以上で取引開始までの準備は完了です。