京都が好き 写真が大好き by たにんこ

長く写真をやってると 
聞こえないものまで 
聞こえてくるんだな

どうしたらなれるのか?

2006年01月25日 16時42分35秒 | Weblog
どうしたら プロの写真家になれるのか?
と聞かれる事がある。

尋ねる前に こっちが聞きたいな。
そんな事を言ってる限り プロにはなれません。
簡単な説明は アマチュアは仕事ではなくて 好きで写真を撮っている人。
プロは 写真を撮るのが仕事になっている…と言う事だな。
で アマチュアは 撮った写真が失敗作であっても 誰にも文句は言われない。
プロは 失敗しないように万全を尽くして仕事をする。
失敗と言う言葉は 無いのです。
出来て当たり前なんだ。

おれは ネットサーフィンが好きで よく他人のHPを見たりする。
驚いた事に…自分の子供(赤ちゃん 赤さんでも良いけど)の写真を載せているHPがあった。
いやいや それが悪いとは言わない。
人の勝手なんだから。
どう驚いたかと言うと 同じポーズ…目を開けて寝ているんだ…が ずっと何十枚も続いているんだよ。
よぉ~~~く見ると 確かに かすかに びみょぉ~~~に 顔や手が 足が体が動いているんだ。
その写真一枚一枚に「内の子 可愛いでしょう!」から始まって「声に反応して動きました」から「数秒経ちました」…etc
そんな写真とコメントが 延々と続いていた。
掲示板を見たら 明らかに友人知人の一人が「写真が上手くなった」とか言う事の投稿が有った。
で その当の御主人様は「プロのカメラマンになろうかと考えている」とかの返答が書いてあった。
おれ大好きだ こう言うの。
いいね 日本は平和で。

東寺で 友達の猫と遊んでいたら(つ~か 猫が友達じゃあ あまりにも情けないよな)
女の子3人に声をかけられた。
20代~30代だと思うんだけどさ。
おれは 猫を撮る為に来ていたから 当然カメラを持っていたわけだ。
その子達は「写真やってるんですか」って聞いてきたから おれは「単なる物好きで」って言葉を返したんだ。
そんな事より おれは猫を撮りに来ていたんだから 邪魔をしないでくれって言いたかったんだ。
でも猫は おれが買主じゃあないし 勝手に女の子達の方で遊び始めちゃってるし…
そりゃぁそうだ おれみたいな むさ苦しい男より 猫だって女の方が良いに決まってる。

その内 その女の子達が写真を撮り始めた。
一眼レフ…ニコンだった…で ぱしゃぱしゃと。
暫く見ていたら 女の子達はおれに 丁寧に写真の何たるかを教え始めたんだ。
「???」と思っても 後の祭り とはこう言う事なんだよな。
ひとしきり教えてくれた後「言っている事 分かりますよね?」と来たもんだ。
おれは せっかく教えてくれたんだから ありがとうって言ったよ。
「でも そう言う事は 大分前にやってきた事だし 今はそう言う事を教える立場なんだ」と言ったんだ。
女の子達は「もしかすると カメラマンさんですか?!」と聞いたので「はい」と答えたら…
「うわぁ~~~どうしよう!穴が有ったら入りたいよぉ~」とか言っている。
おれだって聞いている時に 穴が有ったら入りたいくらいだった。
いいね 日本は平和で。

今日は スパゲティーだ
あのさ 缶詰のナポリタン ってあるだろ? それを利用するんだ。
その缶詰は 2~3人用って書いてある。
だから パスタも2~3人分茹でる。
茹で加減? アルデンテだのフォルテシモだの そんな事はいいから適当に。
鍋で茹でるより テフロン加工のフライパンで茹でた方が良いぞ。
茹で上がったら ざるにパスタを入れてお湯を切って そのフライパンで缶詰の中身を入れ ケチャップを少々入れ コショウも入れ ニンニク少々も入れ 炒めて水分をちょっと飛ばす。
そしたら パスタを入れて又炒める。
仕上げに粉チーズをたっぷりパスタの上に乗せ かき混ぜないで ひっくり返して粉チーズを焼くようにして 焼ける匂いがしたら出来上がり。
再びひっくり返して 御皿に移せば良い。
簡単で早いし 美味い。

大人の基準

2006年01月25日 05時25分38秒 | Weblog
大人は子供に ああしろ こうしろと言うが…

大人達は若い者を「今時の若い奴らは!」とか言うよな。
そして「うちの子に限って」とかさ。
おれも好い加減の それなりに年月を重ねた大人だけど
大人って言う基準は 一体何処からなんだろう?と考えた。
で 考えた挙句 こうして又寝れないのだよ。

おれが京都に来て 歩きながらタバコを吸う光景を見たのは やはり若者だった。
しかし 観光客でもあったんだ。
観光客なら 何でも有りなのか?と 思っちゃうんだ。
大人は?と 聞きたいだろう?
大人の方が すっぱらぱっぱ と吸いながら歩いてるんだなぁ。
おれもタバコを吸うが 吸いながら歩いたりしない そう言う最低限のマナーだけは持っているよ。

そして「内の子に限って…まさか!」とか言う大人達。
じゃあ 内の子じゃあなく よその子なら良いのか?え?
つちのこなら 尚更良いってのか?と 聞きたくなる。
自分の子供を躾けられない大人に限って そう言う事を言うんだな きっと。

去年 弟子のふららと仕事で 高槻に行った帰りの事。
帰りのバスの中で 席が空いたから座った。
2~3バスの停留所を過ぎて ある停留所から集団で おじさん・おばさん・初老の先輩方々が どっと乗り込んで来た。
おれは ふららと共に 席を立って譲ってやったんだ。
その集団の何人かが 空けた席に「よっこらしょ」とか言いつつ座った。
よっこらしょ の掛け声は良いからよ せめて「ありがとう」位は言えないのか?
と思ったわけだ。
こう言う奴らは 若者達に 偉そうな事を言える立場じゃないな とも思ったわけだ。

見た目は確かに大人だね。
でも 心の中とかが 無意識感情なのだろうか? そこが理解出来ない。
おれは バスの中や電車の中で混みはじめたら 席を必ず譲ってやる事にしている。
別に正義感ぶってるつもりは 更々無い。
明らかに 自分より年上の人が居たら 席を譲ってやるように心がけているんだ。

女子高生のマナーも TVなどで取り上げられてるよね?
おれが見た女子高生は…
丸太町で地下鉄に乗った時 女子高生が集団で同時に乗り込んだ。
きゃぁ~きゃぁ~ぴぃ~ぴぃ~ それは賑やかだったんだ。
四条から 年配の二人連れが乗り込んだ時に 座っていたパッキン娘が
「ここにどうぞ」と すっと立って しかも手を取ってやって座らせたんだ。
当然その二人は恐縮して「ありがとう ありがとう」って 何度も御礼を言っていた。

見た目で判断してないか?
見た目 なるほど良い大人だ。
見た目 なるほど今時の女子学生 若者達だ。
心の奥底までは 誰にも分かりはしないよな。
だからこそ 大人は鏡にならなくちゃ いけないんじゃないのか?

あぁ~~~あ もうこんな時間だ。
撮影できるかな…