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チベット仏教

2017-04-02 16:16:34 | Weblog
今朝テレビを見ていたらチベット仏教についての番組をやっていた。途中から、しかもかなり最後の方だったので残念だったのですが。

ずっと以前にインドの西北部方面に行った時、途中にチベット仏教の寺院があり見学に立ち寄った事がありました。皆えんじ色の濃い僧衣をまとっていて、小さな子供達の僧侶も沢山いて、私達を珍しそうに眺めていました。同じような顔をした私たちも違和感なく、寺院の中を参拝させてもらいました。大きな仏像が派手やかな色でぬられて、見る者の方へと迫って来る感じで、圧倒されたものです。
読経の声が何処からか聞こえ、荘厳な雰囲気でした。帰ろうとしたら、丁度昼食時だったせいか、僧侶が食事をして行かないかと声を掛けてくれました。今でもあの時勧められたのだから頂いてくればよかったと後悔しています。勿論喜捨もしましたが、御呼ばれしてどんなお食事を頂けたのかしらと残念です。親切に誘って下さったのに。インドではかなり沢山のチベット寺院がありました。
第二次世界大戦のあと、中国の毛沢東がチベットに攻め入って、国を奪われてしまったのです。ですからインドに亡命した人たちが沢山いたのです。ダライラマも亡命しました。インドの北東にあるダハムサラと言う場所に6000人以上のチベット人たちと亡命政府を作り生活しています。以前インド会の友人達はここを訪れましたが、丁度ダライラマ氏留守で合えなかったそうですが。私はその時は行きませんでした。
ネパールにも沢山のチベットの亡命者がいて、路上で装飾品を並べて、衣類とかえて欲しいと
言われたことがありました。靴下とかシャツを欲しがっていました。何の石かわかりませんが、緑色の石の首飾りと、ソックスを何足かと取り替えたことを覚えています。皆苦労しているのですね。
ネパールのカトマンズには大きなチベット仏教の寺院があり、沢山の参拝者がマニ車を回していました。若い僧侶達ものんびり日向ボッコをしていて、野良犬たちがいっぱいいました、その犬たちにパンなどの餌をあげていました。野良達もここへ来ればご飯にありつけると知っているのでしょう。何とも平和で幸せな風景でした。あの後カトマンズを襲ったあの大地震でどうなったのか心配です。











風葬です(ハゲタカに死んだ人の遺体を食べさせる事で死者を弔う)