中学校以来の友人の Ⅰ君が迎えに来た。彼の家に一晩泊まって少し身体を休めたほうがいいのではないかと来てくれたのだ。父や弟妹達も快く送り出してくれたので苅田の彼の家へ行った。
彼の奥さんは料理はプロである。食卓の上には様々な手料理が並んでいた。Ⅰ夫妻は酒を酌み交わしながら母の死を慰めてくれた。
何より、彼らの子供達がそのまた子を連れて来てくれていた。小さいときからよく知っているので、まるで自分の甥や姪っ子のような感覚である。前回遊びに寄ったときは、まだお腹の中にいた子が二人、一歳半の一卵性の双子の女の子。見分けがつかない。
美味しいご馳走、成長し立派なお父さん、お母さんになった子供達とにぎやかなチビ達に励まされた一夜だった。
(地獄めぐり) 坊主地獄 シャッターチャンスはバッチリ!
近くにいい露天風呂があるから明日皆で行こうと誘ってくれた。翌朝は彼が父と共に最近建てた Ⅰ家のお墓に94歳のお父さんと一緒にお参りに行く。
そして別府へ。時間が限られているので地獄めぐりは坊主地獄と海地獄のみ見学。明礬温泉の露天風呂で身体を温める。湯の温かさと友の心配りに目頭が熱くなった。
帰りの車中は思い出話に泣いたり笑ったり・・・・。それにしても Ⅰさんの奥さんオーケストラの演奏会が恐ろしく苦痛だったとは知らなかった。今だから言える話だと告白したのだ。(たまには恋人の趣味にも付き合わないと・・・全員大笑い)
海老津に向かう車の中で歌った思い出の歌「空に星があるように」は青春時代の思い出が詰まっている大切な一曲だ。
海地獄。 きれいな水色
久しぶりの温泉、やはり湯は露天がいい。