私は失語症です(脳出血により失語症にかかり、克服したい)。

映画・美術館・料理・コンサート・短期旅行・一年に一度(?)海外旅行etc.種々雑多。

鮓「たか」・「アルゲリッチ私こそ音楽」・一丁庵・かわせみ寄席(金也・窓輝)・ティアラこうとうBabyBoo

2014-11-20 07:15:22 | Weblog

 八王子卸センターに行った。買い物を済ませて、市場寿司「たか」に行った。豪海投げ込み丼と魴鮄(ほうぼう)。魴鮄、見かけは悪いが、上品でまったりとして美味しい。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

映画「アルゲリッチ私こそ音楽」を観た。すざましいが、子供みたいな精神だ。彼女は何だか、とかく「分からない、分からない」と言った。私は、スカルラッティが好きだが、ショパンの前奏曲や練習曲も好き、ピアノ協奏曲など好き、シューマンは交響曲etc.。

【アルゲリッチの娘】 平野 啓一郎さん

2014年06月16日(最終更新 2014年07月08日 17時49分)

◆理想的な子育て環境は 
 マルタ・アルゲリッチは、言わずと知れた現代最高のピアニストで、私も大ファンだ。〈別府アルゲリッチ音楽祭〉も今年で16回目となり、その演奏に直(じか)に触れた人も少なくないだろう。この音楽祭のお陰(かげ)で私はアルゲリッチ本人の知遇を得たが、気楽な友達になったのは、彼女の3人いる娘の末っ子で、同い年のステファニーだった。

 ステファニーは映像作家で、10年ほど前パリにいた頃、私は彼女からしばらく密着取材を受けていた。当時彼女は、パリで生活する若い日本人作家(つまり私)と、サーカスのアクロバットであるフランス人女性という、一見無関係な2人を組み合わせた“実験的な”作品を構想していたのだが、残念ながらそのフィルムは日の目を見ていない。

 しかし、彼女が制作し、一昨年公開した母親のドキュメンタリー映画「アルゲリッチ 私こそ、音楽!」は大きな反響を巻き起こしている。私も早速見てみたが、非常に感動し、また深く考えさせられもした。

 映画は、アルゲリッチの音楽活動とその私生活を手際よく網羅したもので、幼い頃からステファニー自身が記録してきた家族の映像もふんだんに用いられている。マスコミ嫌いとして有名なアルゲリッチだけに、娘からの問いかけに母としての顔で正面から答えようとする姿は、殊に印象深い。

  ----◆----

 アルゲリッチの3人の娘は、すべて父親が異なり、国籍も違う。結婚生活はいずれも長くなく、長女のリダは中国人の父に、指揮者のデュトワとの子である次女アニーと、ピアニストのコヴァセヴィッチとの子である三女のステファニーは、母に育てられている。アルゲリッチ自身はアルゼンチン出身だが、子供はフランス語で育てている。が、母親同様、娘たちも現在は数カ国語に堪能である。

 一家の生活は、私たちの型にハマった「理想的な家庭像」とは懸け離れている。家には常に大勢が出入りし、家族以外の同居人も多い。前述の如く父親は不在で、母はツアーで長期間留守にすることもあれば、子供と一緒に世界中を回ることもある。学校教育には無頓着で、次女のアニーは、学校なんか行かなくていいという母に対して「私は学校に行きたいの!」と、世間とは真逆の反抗をしていたことを、映画の中で笑って語っている。

  ----◆----

 私はアリゾナ州立大学に講演に招かれた際、まったく偶然にそこでフランス文学を教えていたアニーとも知り合いになった。前述の如く、彼女はアルゼンチン人の母とフランス人の父との間に生まれたが、その後、ジュネーヴで教育を受け、プリンストン大学を出た後、コロンビア大学で博士号を得て、インド人の物理学者と結婚し、今はアリゾナに住んでいる。幼い頃の反抗の甲斐あってか(?)、ちょっと比類ないほど聡明(そうめい)な女性で、しかもそういう人ならではの親切さと優しさ、そしてユーモアがある。タイプは違うが、ステファニーもまた負けず劣らず人間的な魅力に富んだ女性である。

 とにかく、結果だけ見ていると、アルゲリッチの子育ては完璧に成功している。そしてその方法は、わが国でますます窮屈になってゆく教育とは、およそ真反対である。一国の文化伝統にしがみつくよりも遙(はる)かに豊かなものを多様な文化を通じて知り、結果として個々の文化の魅力を最大限理解している。勿論(もちろん)、天才的な両親から受け継いだ資質もあるだろうが、映画を見ているとむしろ環境要因に注目される。日本では秋公開の映画だが、音楽ファン以外も見るべきである。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 豆富「一丁庵」に行った。豆腐は、美味しいが野菜もある。

 ジーボや女房と一緒に、老人ホームに行った。私は、クロマチック・ハーモニカを吹いているが、一向に、ちょっともうまくはなってない、それでも、歌の「あてっこ」が盛り上がる。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 かわせみ寄席、第20回に行った。今回は、三遊亭金也さんと三遊亭窓輝さん。

 金也さんは、初めてだったが、落語が聴きやすい。抑揚があるし、声も大きい。「家見舞い」は、臭い話しが、ちっとも下品ではない、うまい。
 
窓輝は、「幇間腹(たいこばら)」。窓輝は、真面目であるが、もう少し砕けた話が面白い。

 <仲入り>

 窓輝は、「権兵衛狸」、これは、うまいし、つい、引き込まれてしまう。
 
金也は、「紺屋高尾」。はらはら(?)、どきどき(?)、心密かに(?)・・・。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 孫達と一緒に、ティアラこうとう(江東公会堂)、BabyBoo「うたごえ喫茶音楽会【第6回】~1200人の大合唱~」に行った。

 良い所だ。

 先ず、お腹が空いていたので、B1、レストラン「モア」という所で食事を摂った。私は、カツカレーを食べた。普通、こんなレストランには、食事は少ないし、ちょっと・・・と思っていたが、ここは、カツカレーは、肉は厚いし量はたっぷり、カレーは美味しい。子供達は、食事の後、クリームソーダを美味しそうに飲んだ。

 先ず、ビックリしたのは、1200人も集まるのか(?)と思っていたが、杞憂に過ぎなかった。

 路上ライブしか聴いていなかったので、ホールの音がこんなにも響く、涙が・・・。ゲストの清水さんは、とびきり、声量が大きく、しかし、バランスもとれている。
 「ドレミの歌」を歌った時は、手をつないだが、私は、右隣の女の人に左手をつないだ。
右腕は動かないので左手を使った。

 「高原列車は行く」の歌は、ちょっとうるさいと女房は言った、音声の係の人(?)。

コンサートが終ってから、You君(ベース)に「上野公園の路上ライブをやった時、私に椅子を貸してくれた」とお礼を言った。

 新宿駅で、ルミネの8階のH.Q.CAFE(HeadQuarters)に行った。PIZZAマルゲリータ・カルフォルニアライス・サーモンクリームパスタ。いささか、物足りない。

 そこで、日野駅の近くで、日高屋に行った。私は、生ビールを呑んだ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 知人の絵をもらった。色鉛筆で色を塗ってあるが、デッサンは、ものすごくいい、すごい、写真を見て描いたのか!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする