惣ヶ池湿地
久しぶりに、信太山惣ヶ池湿地保全活動に参加してきました。 自転車で35分、往きは登り基調で汗だくになりました。
今回は、大阪府レッドデーターブックの絶滅種の「シソクサ」の観察が主目的。 あとは いつもの笹刈や通路整備など。
集った仲間たち
毎年シソクサの生育を確認している一番奥の湿地へ、すっかり「ミゾソバ」など他の草に覆われています。
シソクサを探しながらそれらに分け入って刈り取って行きました。 そしてやっとベテランメンバーが2か所でシソクサを見つけました。
以前はごく普通種だった多くの水田雑草が絶滅危惧種になっています。そのうちの一つ「シソクサ」です。
葉っぱがシソの香りがします。
シソクサの花
その他、サワヒドリ、ボントクタデ、ムカゴニンジン、アキノウナギツカミ、チョウジタデなど新しい名前をいろいろ教えてもらいました。
サワヒヨドリ
ムカゴニンジン
ボントクタデ 葉面に蝶々の形の紋がある
写真では判りませんが、茎全体に棘がいっぱいあり、軍手に絡みました。
「アキノウナギツカミ」という。(類似種に夏に花の咲く「ウナギツカミ」あり)これを使ってヌルヌルのウナギを掴める!ということ? 面白い。
同じくタデ科で棘だらけでこれとよく似たのに、「ママコノシリヌグイ」というのがあります。 ひどい名前ですが、雑草の名前はほんとにおもしろいのが多いです。 (^_-)
今でも植物や野鳥を見分けられる人を尊敬します。