ご無沙汰しております、私は引き続きPHUKETに居ります。
早いもので2011年も残すところ一ヶ月、毎度のことですが振り返ってみて月日のたつのは早いなーというのが実感です。この実感はどうしてくるのか、充実した一年であった為なのか、それとも、日々をただただ流れに任せ過ごしていた為にくるのか、考えてみてもよく解らないところですが、我人生の終着駅に向かっていることだけは確かなことです。
この一年、友人のVILLAの立ち上げをサポートするために当地に一月より滞在、来年年初には帰国する予定です。Villaの方は約70%がた完了、これから主に内装に入りますが、友人の好みが流れの主体になるので、彼にバトンタッチすることになりました。
ここの建設業界の仕事振りは、南国であることから来るのでしょうが、汗水流してと云う感覚は有りませんね、普通に生活しても自然に汗が出るわけですから、更にと言う事は難しい話です、汗水たらしてひとつお願いします、何って言うせりふは地には見当たりません。
最初は正直面食らいましたが、今はこれもありかなーと納得しています。又現場で働く人の大半が隣国のビルマ(ミヤンマー)の季節労働者、、当地では未だにBurmese(バーミーズ)と呼んでいます、この季節労働者は正規なものと、密入国とに二分され、当然の事ながら後者の方が安いわけですが、VISA なしですから当地の出入国管理事務所、警察の取締りの対象になります。ここいら辺がネゴの世界のようです。
又隣国ですから言語は違うわけで、各々のチームの中に必ずビルマ人の通訳者がいるのはマー国際的というか、なかなか日本では見かけないことです。中には結構英語も話せ、よく会話しています。
一方タイ人は総じて以外に自説を曲げないというか、頑固なところがあります。
表面的には手を合わせ、拝むようにして挨拶をするので、ナイーブな人達だなーと錯覚しますが、結構芯がしっかりしていますね。この性格がタイという国が東南アジアの他の国のように植民地化されなかった理由の一つと考えられます。
宗教は仏教(大多数)、イスラム教が主で、各々休祭日が異なり、現場でも各々の宗教に合わせ休みになりますが、兎に角二つ合わせると結構な日数になり、エー又休日なのと云う感覚、更に給料日の翌日は略休み、兎に角建設日程表は有っても役立たず雨が降れば、恵みの雨という感じです。更に農繁期は故郷に帰って農作業があり日本で有れば半年で立ち上がるものが当地では3倍以上工期がかかる勘定ですので皆様がタイに別荘を建てるときはこの工期を頭に入れとくことが肝要ですね。
ところでタイでの日々の生活費はもし質を問わなければ間違いなく中国よりも安いです、
私の住んでいるところは、BANGTAO BEACHというところのリゾート地、欧州、ロシア
からの観光客が主ですのでホテル近辺は物価は高いですが、大型のスーパーやDAY マーケット、ナイトマーケットでの物価は安く、週に1-2回はこの市に顔を出し料理済みの惣菜品を手当てしています。今は4-5件となじみになり、結構おまけをしてもらっています。一方大型スーパーでの価格は以下の通り、現状の蘇州と比較してみてください。
水(1.5L)X6本 250円
ミルク 110円
缶ビール24個 1,000円
パン一斤 50円
ガソリン 1L 85円
鳥肉 1KG 250円
詳しく計算したわけでは有りませんが、ガソリン代、電話代、洗濯代、含め一ヶ月5万円前後が当地での生活費でしょう。(現在の為替レートは10,000円 3,900THB)、尚これには月数回ビーチフロントのレストランで潮騒を聞き、SUNSETを眺めながらワインを楽しむ代金も入っていますよ。
又前回報告したか忘れましたが当地リゾートは11月ー4月がハイシーズン、残りがローシーズン
宿泊費は4-5倍違います、例えば今月以降は一泊4-5、000THB,7-9月は1,000THB、私の場合は年間契約月ずき22,000THB、尚STUDIOタイプのアパートは月によりますが10-15,000THB が当地の相場です。
この一年残念なことがひとつあります、浮いた話が皆様に出来ないことです、別に体に支障があるとは思えないのですが、一向にその気にならなかったというのが率直な答えです。
友人からはCome on ! there are many attractive girls in here , you looks so young, why not,
マーCHRISTMAS,NEW YEARS EVEがありますので 何か話題でも出来ればと思っていますが。
さて来年はどうするかですが、蘇州で借りているアパートは来年1月にて契約は打ち切り、一旦日本での生活に専念しようと思っています。、只最近東ヨーロッパ諸国に興味を覚え、その歴史を見ているとわが国と共通したキーワードとして、スキタイ、モンゴルの二つがあります。
ここいら辺を探りに行けないものかと考え、ウクライナ、リトアニア、等々の人とメール交換を開始しました、来年夏を目標に一ヶ月程度滞在、各地の名所旧跡をたずね、当地に住む人の生活ぶりを体験すると言うアイディアーですが、皆さん興味はありませんか、出来れば誰か一人でも同行頂けると心強いのですが。
尚1月中旬日本に帰国する際アパートにあるものの整理をかねて蘇州に立ち寄ります。
その際皆様にお会いできれば有り難いです。
一寸早いようですが良いお年をお迎え下さい。
谷山