蘇州大学「酔話会」

不問過去的事、在中国生活快楽、交換消息

中国江蘇省蘇州市蘇州大学
高嶺者留学生の談話室

全員無事に蘇州へ

2010年07月27日 | 旅行
7月27日

昨夜、全員無事に蘇州に戻りました。

ウルムチ9時15分発の南方航空で青海省西寧市を経由し上海浦東空港へ。

空港からバスで蘇州、車中前列に日本観光旅行から帰った蘇州人の家族と話す。
おばあちゃん、おかあさん、蘇州大日本語学科3年のお嬢さんの3人。
おじいちゃんが今年3月に亡くなったとかで、おばあちゃんを元気付ける旅行だったのかもしれない。

団体旅行で参加費用は一人5千元、東京、箱根、京都、大阪を回ったのだと言う。
日本料理はボリュームが少なく口に合わなかったらしいが、皇居、秋葉原、温泉、金閣寺、大阪城などを回って楽しかったようだ。

お土産はキャノンの一眼レフカメラ、パナソニックの電気炊飯器。
旅行中の合言葉は「メイドインチャイナは買わない」だったらしいが日本で日本製を探すのは今や難しいだろう。

こんな事で、おなかを壊した人も居ましたが、全員無事に戻りました。
疲れた~(尾)

7月25日、ウィグル3日目

2010年07月25日 | 旅行
ウィグルに入る。
トルファンからの途中、中国死海を眺める。
塩分が濃く体が浮かぶんだそうで死海と同じらしい。
何でも有る中国である。
タクシーから降り死海を眺めたが寒くて寒くて外に居られない。
灼熱のトルファンから1時間走っただけでこの気温差である。

到着後博物館へ楼蘭の美女に会いに行く、生前は美しかったのだろうが、やはり現生の女性が良い。
その後バザールを見学、下町に有るバザールはウィグル族の世界、全くの異国、ここは漢民族の国ではないことが良くわかる。
女性たちの美しいことといったら無い、悟りを開きかけたがやはり現世へ逆戻り。

昨日は天池観光へ、友さんは鬼の霍乱か体調が悪いと良い不参加。
天池への途中万年雪を頂く天山山脈が美しい。
現地到着したが生憎雲が低く万年雪と天池の美しい風景は拝めない、箱根の芦ノ湖に来たみたいである。

夕刻バザールを散策、下町に有るバザールはウィグル族の世界、全くの異国である。
若い女性たちの美しいことといったら無い。
ケンタッキーでウィグル族の若い女性と話す、彼女たちも美しい。
今年大学を卒業し留学斡旋業社で働いていると言う彼女たち、若い男性たちは地元に仕事が無く地方都市、外国へ出てしまい彼氏を探すのが難しいと言う。
彼女たちも少数民族への差別問題を口にする、根が深い問題のようだ。

昨年のウィグル騒動の影響だろう、街中には武装警察の車両が巡回し睨みを効かせている。

汽車の切符が取れず明日は飛行機で戻ることになった。

7月22日、吐魯番

2010年07月23日 | 旅行
7月21日、吐魯番に入る。
吐魯番盆地はとにかく暑い、43度、ウィグルローカル時間は北京標準時間と2時間の差が有る。
北京時間の21時でもまだ明るく、レストランも19時に開店する。
土地柄これまでの町と異なりウィグル人が主役の町、ここは漢族の中国じゃない。

22日は車で一日観光、火炎山、千仏洞、高昌古城、地下井戸を見学、昼食はぶどう棚が広がる農村家庭で取る。
二人のお孫さんに囲まれたじいちゃんばあちゃんの優しい顔がうれしい。
じいちゃんの言っても我々と年齢差は差ほど無いが、万頭は美味かったがスイカ、ハミ瓜の味は今一、蝿の多いのには閉口した。

むちゃくちゃに暑い吐魯番を後にし明日の午前中ウルムチへ移動する。

7月19日敦煌

2010年07月20日 | 旅行
熱い敦煌、天気予報は38度だが体感は40度以上、水ばかり飲んでいる。
朝ホテル前からバス8元でバッ高窟へ、入場料120元を学割で60元。
カメラ持ち込み禁止で荷物預かり所へ預け入場。
個人行動禁止のため案内嬢の後について回る。
日本語の案内があるがわれわれは国内人チケット(学割)のため日本語案内は利用できず、わけのわからない中国語案内で洞窟を回る。
しかし、まあこんな所にたくさんの穴と仏像をこれほどに多くよくも作ったものである。

昨日の夜行った按摩店のおねえちゃんを呼び出し一緒に夕ご飯を取る、皆元気が出た。
元気が出すぎたか、夜スケベ床屋へもぐりこんだ者が。
中西さんが下痢で食べられない、征露丸を飲んだので良くなればいいが。

21日は特段予定は無い、町をぶらつく事になるだろうが小さな町なので直ぐに周り終えるだろう。

7月17日敦煌に入る

2010年07月19日 | 旅行
蘭州から敦煌へ移動。
初めての2等車で狭く煩く皆寝不足の様子。
敦煌近くになると車窓は一面の大平原、砂だけの世界になる。

到着後、鳴砂山へ観光に、友さんは昼寝で不参加、ビールを飲んで寝てばかりいる。
入場料は120元と高額だが学生割引で60元。
ラクダに乗り鳴砂山往復が80元。

敦煌市は小さくのんびりした田舎町である。
街路樹の路は西方に来たことを感じさせるが日中の暑さには閉口する。
夜9時まで太陽が有る、日の沈むのが遅い。

明日はバッコウ窟へ

車内から

2010年07月16日 | 旅行
7月16日、西安から蘭州へ向かう車内から。
1時間遅れの汽車に乗り蘭州へ向かっています。
乗車からすでに6時間経過、順調に行けばあと一時間で蘭州につくはず。
外の景色は小高い山がずーっと続いている中を走り続けている。
今、定西駅に停車している、皆退屈な時間をすごしているが外の景色は蘇州では見られない。
しかし暇である。

学割効果

2010年07月16日 | 旅行
7月15日、西安2日目。
知り合いのタクシーを貸し切り終日観光。

先ずは空海さんの修行寺青龍寺、無料の日本語案内に同行され細かい説明を受ける。
その後、空海さんグッズをお布施代わりに購入したが、現生の快楽に固執する約一名は浄財に全く興味を示さなかった。

その後、ヘイマヨウ、楊貴妃のお風呂 華清池、始皇帝 地下宮殿(偽物)を回り西安のお遍路は終り。
夜は現代の楊貴妃達のショーを見て西安の夜は更けた。

西安の学割効果は次の通り。
西安城壁、半額20元。青龍寺、半額20元。ヘイマヨウ、25歳以上は学割効かず。華清池、学割効かず。地下宮殿、学割効かず。
2勝3敗。

明日は蘭州へ移動である。

西安1日目

2010年07月15日 | 旅行
7月14日、西安に1時間遅れで全員無事到着。
駅前でご当地名物と電車で同室になった西安人のにーちゃんに聞いた「パオモウ」と言うものを食べたが不味かった。
午後は、西安城壁を自転車で一周、友さんは昼寝で参加せず。
夕食後、マッサージで疲れを癒す。

お遍路

2010年07月12日 | 旅行
7月12日

迷故三界城
悟故十方空
本来無東西
何処有南北

「迷うが故に三界の城、悟るが故に十方空、本来東西無く いずこにか南北有らん」

迷うが故に煩悩に翻弄され三界(欲界、色界、無色界)という城壁に囲まれたような出口のない息苦しさを感じる。
悟れば三界の城壁など存在せずすなわち空(自由で)であり、心が開放されれば世界は違って見えてくる。
物事にあらかじめ決められた意味なぞは無く限界もない。

明日から三界の煩悩に悩むオヤジ4人(友さん、森下さん、中西さん、尾関)が、悟りを開かんがため中国横断往路4066kmの遍路に出る。

13日の夜に蘇州を立ち、先ずは弘法大師 空海和尚が修行をされた西安を訪ねその苦労を偲び、蘭州を訪ね蘭州ラーメンで腹を満たし、敦煌莫高窟千仏洞にひれ伏し悟りを開き、トルファン、ウルムチの街で綺麗なおねーちゃんの誘惑に打ち勝てる精神力を養うと言う16日間に渡る修行の旅である。

各都市のホテルは全てネットで予約済みだが汽車が敦煌までしか確保できていない、敦煌から先の足は現地調達しなければならない、何とかなれば良いが。

遍路の途中経過は友さんのPCから報告したい。(尾関)

酔話会の会長交代

2010年07月12日 | 酔話会からお知らせ
2010年7月11日、「酔話会」定例会が東呉飯店入り口隣のラーメン屋「准揚面館」で華々しく執り行われた。

会もたけなわの席上、会長交代の議題が提案され会場は一時騒然となったが、あっさりと満場一致で了解され、現会長の沢村さんに代わり新会長の重職に友さんが就任した。

会長交代の理由については、「蘇州大学後期も終ったから会長も替わったほうがいいんじゃない?」と言う軽い趣旨である。

新会長となった友さんは酒好き女好きでこの会の趣旨にピッタリの人材であり、今後の活躍が期待される。

新会長の早速の提案で「ホームページを造ったらどう?」と言う後先を考えない無責任な発言を受け、無料のブログを利用しこの会のHPがここに立ち上がった次第である。

残念な事に今回の席上では長さんの「津軽追分」の熱唱が聞かれず、ラーメン屋の小姐達の落胆も大きかったが、次回の会合9月6日(予定)には聞けそうである。

今回は長さんに変わり、現会長の沢村さんが「蘇州夜曲」「夜来香」そして西郷輝彦の曲名が解らない古い歌が何度も熱唱される中、逃げるように会はお開きとなった。

次回の会合は9月6日(予定)の様です。