蘇州大学「酔話会」

不問過去的事、在中国生活快楽、交換消息

中国江蘇省蘇州市蘇州大学
高嶺者留学生の談話室

送別会7月もまもなく終了

2012年07月25日 | 酔話会からお知らせ

昨日のテレビでシンセンに台風が上陸と報道していた。珠海の、お!、は大丈夫かと思いつつ蘇州はこのところ雨も降らず、昨日、今日と夕方快い風が吹いているので過ごしやすい。

7月17日に澤村さんの送別会を在蘇州の有志6名でいつものラーメン屋で開催。飲めば、飲むほど話は盛り上がり、4名で2次会へGO、主役をさておいて私自身は飲んで飲んで、酔ったまま解散でした。

澤村さんは7月末に帰国、その後?タイの禅寺で心身ともにリフレッシュの予定、さらに2回目となる?ヨーロッパへのバックパッカーの計画もあるとか、私から見れば何とも羨ましいかぎりである。活動、行動、計画、どれをとっても素晴らしいの一言につきる。私も見習いたいと思いつつ、毎日寝る、起きる、テレビ、昼寝、テレビ、寝る、夕方食事に出かけるの繰り返しで1日も早い、1週間も早い1か月、1年も早い。この先どうなるやら?

また会員K氏は毎日学校へ行き、更に個人的に中国語の家庭教師?を頼み勉強、また毎日プールで泳いでいる。ときに週末にはOOへ行ってきたとか、毎日スケージュウルがイッパイで、私から見ればえーえ!と思ってしまう。今学期末には、西安、九寨溝、黄龍、へ旅行し現在は帰国中。これまた、活動、行動、計画、若者と遜色ない本当に年寄かと思ってしまう。

会員、M、N氏は8月から1か月マレイシアへバックパッカーの旅を予定しているみたい。これもまたいいなーと思うだけで。東南アジアの旅行はツアーで5~6日だけで、半月、1か月は経験ないけど、アジア、アフリカ、等、等では、病気、怪我、の心配。狂犬病、マラリア、デング熱等、等、しかし狂犬病はあるていど気を付ければOK、しかしマラリアはカに刺されることで発病するために、ズボン、長そでシャツでも露出部分があるため安心できない。バックパッカーのブログを見ると世界一周するにはやはり予防接種をやっている。旅ログで去年60台の夫婦が北アフリカで蚊に刺されて南米で発病して夫婦ともに死亡の記事が載っていた。やはりマラリアだけは受けたほうがいいと思うけど実際自分が出かけるときは馬馬、虎虎で行くと思う。

会員の、活動、行動、キョウイク、キョウヨウ、応援します。怪長。

 


友を送る ! (流星一号)

2012年07月18日 | 酔話会からお知らせ

友を送る、必定再见!

 昨夜、沢村の送別会があった。彼は、私たち、長沼・片山達とこの酔話会を立ち上げたとき半年ほど後に参加してきた。あれは、もう北京オリンピックの年だったから、かれこれ四年ほどになる。そして今度は娘夫婦のボランティア活動をしているというタイのミャンマー国境近くに行くらしい。蘇州に来る前にも報道関係の仕事をしていて、中国国内をバックパッカーをして徘徊していたそうな。

 李白の詩に「友を送る」というのがある。青年期に覚えたものだが、まさに「浮雲遊子の意」だなぁ、と思った。確か私より一つ年下だと聞いている。元気だよなぁ。

 

 

 彼については様々な思い出がある。 

あるとき、酔話会のメンバーで蘇州について何か本を出そうじゃないか、と言うことになって会合を開いていたとき、原因は何だったか忘れたが突然に彼が荒れた。私はちょっとその話題に外れていたようだったが「おまえら・・・」と言うことになって私が「おまえら・・・、とは誰と誰のことだ」と問い詰めた。しばらくやりとりの後便所から戻って来て、座敷にトノサマガエルよろしく、両手をついて「先ほどはすみませんでした。」と謝った。これが長州人か、との印象を受け、蛤御門の変をなぜか思い浮かべた。 

 また、私が2年前に軽い脳梗塞を患い一週間ほど入院していて、学校に戻ってきたとき、最初の挨拶が、「入院していたんだってね」ときた。誰に聞いたのかとの問いに答えた後私が「どうして見舞いにも来ないで・・・」と言うと「気持ち悪かったから・・・」との返事をした。(そのとき彼はこの酔話会の会長をしていたので・・・)

  いつも心に思い浮かんだことは、即、口に出してくる。結構正直な性分なんだろう。いつまでも元気で過ごせよ。そして、又、機会を設けて蘇州にも顔を出してくれよ。

 


ものずき

2012年07月15日 | 学習

きのう午後、新区桃園度暇村であった蘇州ビジネスフォーラムS-SBFの催しに参加。S-SBFは5年前に発足、今回が29回目。現行会員は約200名、きのうの出席は中日約半数ずつ計34名。今年は、ビジネスの話から少し離れて、歴史文化のテーマをとりあげており、なかなかの人気。わが酔話会からも、ものずき3名が参加。以下、どんな話だったか、紹介してみよう。

今回のテーマは「中日熟語(諺語)の比較から両国文化の差異を読む」。講師は沈鷹さん56才。日本語教師を経て1993年ソニーケミカル入社、蘇州に5つの会社をたちあげ、現在は積水行政人事部長。インストラクターとして貢献。沈さんは、日本の歴史文化通。それでも日本人に日本文化を語るのは、釈迦に説法、班門弄斧のようなものだが、とことわって話し出した。

日本各地のかくれた歴史文化遺産を歴訪し、日中の文化の差異に瞠目した。毎回招かれる積水社長の宅では、いつももてなしの茶菓子の心遣いに文化を感じ、植木屋の理髪師のような刈り込みのていねいな仕事に気配りを見た。積水の社名は創始者であるチッソの野口社長が当時孫子の兵法“積水の力”からとった。

沈さんは、歴史勉強の目的を生き方の鑑とするという唐の太宗の名言に求め「新しい歴史教科書」「日本史1000人、上下巻」を通読して歴史上の人物の生きざまを学んだ。しかも、現場主義に徹して、各地の歴史舞台に足を運んだ。その時の映像をスクリーンに投影しながらの説明。その見る視点が面白い。

例えば、久里浜のペリー記念碑(伊藤博文揮毫)の画には、「ペリーは侵略者か?」とコメントを挿入。伊勢神宮の式年遷宮。なぜ20年ごとに遷宮するのか?宮大工の技術継承のため?神様に気分転換してもらうため?こんなことをまじめに聞いてまわっている。日中文化の審美観はちがうと題して、二条城と故宮、白川郷と無錫団地の写真を併掲。

ことばの意味の違いでは、仕事と工作。指示されて仕えるのが仕事、自ら工夫して作るのが工作。長崎の博物館の玄関に温故知新の木板が掛けられていたが、中国では普通学校で習ったことを復習しなさいという意味。博物館には掛けない。

1339年後醍醐天皇が隠岐に流される時、児島高徳が行在所に忍び込み、桜の幹に「天莫空勾践,時非無范蠡」天コウセンを空しゅうする莫れ、時にハンレイなきにしもあらず、の十字の詩を書いて臥薪嘗胆して再起を期されよ!と天皇を励ました話など沈さんの話題は豊富。

さて、本題の中日諺の比較:

全部で112の諺をあげて、中日対比し、その異同の特長により9つに分類して紹介。

つぎに、9つの分類順に、よく知られた1~2句を紹介してみよう。

1.形義相同

一衣帯水はきわめて近いこと。同軌同文 は同文同種とは言わない。

2.形近義同

郷に入れば郷にしたがえは入郷隋俗。

3.形異義同

足を洗うは金盆洗手。両方とも博打をやめることだが、日本は足だが、中国は手。

馬の耳に念仏は対牛弾琴。日本は馬、中国は牛。

4.形異義近

我田引水は自私自利。

可愛い子には旅をさせよは棒打出孝子。中国の方が直接的。

うちの米飯より隣の麦飯は家花不如野香花。このての話は、どちらも隠喩。

5.論理推論の差:日本語の方が論理的?

美味しくて頬っぺたが落ちそうは鮮得眉毛也要卓下来了。美味いなら落ちるのは頬っぺたの方が眉より理屈に合う。

法螺を吹くは吹牛。法螺は吹けるが、牛を吹いてどうするの?

6.国情文化差別

くろうとは内行。しろうと、とうしろうは外行。日本の黒と白は中国では内と外。

7.具体抽象差別:日本語は抽象的、中国語は具体的

風上に置けぬは臭不可聞。

花より団子は眼福不如口福。

8.巧用人体詞;日本語は体の部分をうまく使う

鼻が高いは得意揚揚。

首を切るは解雇。これはコワイ。

9.巧用通俗比喩;日本語は物に託していう、中国語は直接表現する

取らぬ狸の皮算用は如意算盤。如意棒でそろばんの方が直接的。

太鼓判を押すは保証没錯。太鼓判つまり大きなハンコと物に託している。

まだまだ面白いのがあるが、実は日本語にない漢字がかなりある。簡体字で書くとブログへ載せた時点で文字化けするので、割愛せざるを得なかった。

午後3時にはじまった講演は2時間を越えた。このあと、参加者一同2階のレストランで大テーブル2卓を囲んで蘇州料理で乾杯。一同あらためて、日中ことわざを披露しあいながら、話に花が咲いた。大山鳴動鼠一匹は中国の諺かと思って、山東省へ行った時、泰山鳴動老鼠一只と言ったら、中国では雷声大、雨点小ですと教えられたと話したのはぼく。沈さんは、中国人は文章にも会話にも頻繁に成語(諺)を入れるが、日本では頻度が少ない。日中文化の違いもあるが、日本の諺は語数が多いので、入れにくい面もあるなどと話した。沈さんのぼくらの目線とは一味違う視点からの話は、眼から鱗が落ちる感をもった。

 傾聴でつかれた頭に紹興酒がここちよい。帰りは、代表幹事のセツさんが車で3人のものずきを送ってくれた。多謝。 さわ


近況(お!)

2012年07月12日 | 会員からの連絡

ご無沙汰しています、珠海からです。

広東省珠海市に来て1ヶ月、生活用品を買い揃え、新しい住まい周辺の探索も終わり、何とか落ち着き始めたこの頃です。
アパート探しを含め、全て自分でやらなければならなかったので楽しかったですね。
たまたま飛び込んだ不動産屋の若者が非常に親切で、随分と助けて貰いました、感謝です。

ここ珠海市は、特段名所旧跡もあるわけでもなく薄汚れた海があるだけの街。マカオと陸続きであることからマカオ行きの観光客が通り過ぎるだけの街です。
飲み屋のねーチャン情報に寄れば、ここの常駐日本人は200名ほど、以前は多く日本人が常駐していたようですが、先のリーマンショックで帰国してしまい、10数軒有る日式クラブは客の取り合いをしている状況とか。大手日本企業はキャノン、パナソニックおよび系列日系企業が有るようです。

さて何故私がこの地に来たか?ですが、兎に角冬期暖かい土地で(夏はチョット暑過ぎ)、退屈せず気分転換出来る場所(香港・マカオ)が近くにあり、ビザの心配が無い土地(徒歩で行けるマカオは外地)と言うことで選んだ次第です。
喫煙・飲酒者の私としては、澳門に行けば免税品が手に入ることに加え、小銭でギャンブルが出来ることもこの上ない環境であります。

現在珠海の最高気温は30度から32度で蘇州とさほど違いはないと思いますが、湿度が常時80%有りまとわり付く暑さからは逃れようもありません、もっとイイモノにまとわり付かれたいんですがね。物価は蘇州に比べ高めです。

自炊生活を始めましたが、日本のスーパー・ジャスコが有るので最低の日本食材・生活品は揃い重宝しています。
生活のパターンが出来てきたのでそろそろ何か始めようと考え動き始めていますが、日中の暑さに負け昼間の外出が億劫で、夜の外出が増えてしまう近況です。
近くにお出掛けの節はお声をかけて下さい。(お!)


天堂蘇州其の二

2012年07月12日 | 酔話会からお知らせ

ここ一週間で新区、園区の商業街へ行ってきた。新区は三香路が舗装工事で車線規制で渋滞していた。園区は金鳥湖路が舗装工事で一車線しかなく欧尚まで普通10分前後なのに20分以上かかった。欧尚が目の前なのに交差点は、ゴチャゴチャ蜂の巣突いた状態でバスの乗客も唖然としていたが、彼らもまた中国人。何時もバスに乗るたびにハラハラドキドキである。日本でもハンドル握ると性格が変わると言われているが中国人は特に電動車、汽車、等、等を運転中はまず止まることはしない。何故?先んずれば人を制す。譲り合いをしていたら何時自分の番が来るかわからない。全てのことに当てはまる。これも14億人?の人口弊害かと思いながらバスに乗っている。三香路、金鳥湖路の工事は、地下鉄1号線が既に開通しているので、若干渋滞の緩和に成っているかと適当の考えている。しかし外出するときは時間を考慮しなければいけないので面倒くさい。今は夏、熱いので部屋の中で冬眠ならぬ、夏眠をしたほうがいいか。

天堂蘇州、交通に関しては地獄。交通事故には気を付けましょうと簡単に言えないのが蘇州(中国)の交通事情であり、本人は気を付けて歩道を前、右、左、見て歩いても、音もなく後ろから電動車が体を擦ってそのまま行てしまう。気を付けるとはいえ、バス、タクシー、ではまな板の鯉よろしく自分では何とも成らない、出来ない歯がゆさがある。まあーどこの国でも、バス、タクシー、特に飛行機は運任せ的なとこがあると思う。天堂蘇州、何年、何10年後に交通天堂蘇州に成るだろう?

 

 


天堂蘇州

2012年07月10日 | 酔話会からお知らせ

蘇州よいか、住みよいか。休みになって半月、テレビを見ていると江蘇省でも暴雨で道路が冠水等、等、中国国内各地でも暴雨の被害がでている。アメリカ、ヨーロッパ、日本でも各地に被害がでている。

温暖化?小氷河期?異常気象等、言われているが、この先地球はどうなる?しかし蘇州大学周辺に住んでいるとあまり自然災害は少ない気がする。蘇州2500年の歴史?街づくりでも中国の風水が生かされているのかと思う。(ちょつとほめすぎ)しかし大雨が降れば道路は排水がいまいちでたちどころに、道路は冠水するが毎日あるわけでないので、やはり住みやすい。蘇州天堂。今は夏、熱いし湿気もあり蒸し暑い。夏は日中は外出しないようにしているが、朝起きてテレビ、寝る、テレビ、寝る、ばかりで、かえつて体力が落ちてしまい、すこし歩くだけで膝ががくがくになり、なにか運動と思いつつ何もしてない寝たふり老人になっている今日この頃です。怪長。

 


放假

2012年07月01日 | 酔話会からお知らせ

酔話会からお知らせ。

7,8月2ヶ月間は会合の予定はありません。次回新学期9月7,8日に予定しています。

この休みの間、会員の皆さんの、旅行記、体験記、情報、等、等、UPして欲しいと思ってます。

情報?其の1、OB、O氏現在広東省珠海に潜伏中らしい。

その2、森下氏現在帰国中。

以上、酔話会からのお知らせでした。来学期もよろしくお願します。怪長。