3か月という大変短いお付き合いでしたが、宮崎氏が、本日（5月20日）帰国の途につかれました。ばっちり金環食狙いのナイスタイミングでの帰国でした。
初めての海外（中国）で、しかもいきなり5班からスタートで、ご本人は大変ご苦労されたと思いますが、持ち前のキャラを十二分に発揮され、誰からも好かれる非常に人気の高い高嶺者留学生でした。我が酔話会の集いにも毎回参加していただき、いろんな話題も提供いただきました。
宮崎さんへ
帰国後、本HPへのコメント投稿を一同楽しみにしております。（さっそく日食のことなどお聞かせくだされば幸いです）
もし万が一、市川で「ロバ肉レストラン」を開業するようなことがあれば、ぜひ我々を招待してくださいね。
日本での更なるご発展とご活躍を心から願っております。また機会を作って蘇州にお越しください。
さて、今朝の日出る国からの中継。山口で日食開始予告の午前6時16分ベランダへ、、、小雨。ＴＶをつけてみる。串本は晴れ、鹿児島は雨、浅草スカイツリー上にかかる絶好ポイント日比谷公園は曇り。悲喜こもごも。6時20分、天恵。山口に薄日がさしてきた。3年前上海沖の船上で使った観測鏡をかけてみる。日輪の右肩がえぐられていた。嫦娥の袈裟懸け。ＴＶでは、肉眼で見ると、眼球がいたんで、一生なおらないとさかんに呼びかけている。薄日でも肉眼はだめ。日食になると、太陽光線が鋭くなるのか？薄日でもまぶしくて直視できない。金環食完成10秒前、ＴＶでは、カウントダウン開始。くびれた右上の輪がプツンとつながり、7時27分完美なリング出現。リング持続約90秒。リング左下を嫦娥がプツンと切断、かくて天空のリングは終わり。あとは、日本では133年後。カメラテクノロジーとＴＶはありがたいもので、この世紀の天空ドラマを実況。ベランダでも、嫦娥の袈裟懸けを実感。出たり入ったり忙しかった。
同業がら、地上のしばいにも目が行く。ＴＶレポーターが、観測鏡を目に、天空を仰いでいる女性にインタヴュー。男性にマイクを出したら、十中八九「いいとき、じゃまするなよ！」とどなられる。そこは心得て、やはり女性に。ハイティーン「来たー、すてき」。オバサン「あんな指輪くれる男いないかしら？ガハハー！」。このタイミングでこのせりふ。いいセンス。「ガハハー！」はよけい。
金環食も見れる中国アモイへもレポーターが飛んでいた。ごくろうさん。曰く「街を行く人たちは気づいていないようです、全日食みたいに暗くならないからでしょうか？」そんなもんかな？？アモイでは？有田さん、どう？
正午、福岡空港でＴＶニュースを見ていたら、今日は列島ゴールドリング一色。気づかなかった人は、肉眼で見て、一生眼をだめにしてしまわなかったことに感謝。ちゃんと観測鏡をかけて見たひとは、人生完完美美。
帰国して一週間が過ぎ、漸く日常のペースに戻りました。金環食の意義づけ？ ひょっこり戻った翌朝、頭同様の薄雲のフィルター越しに肉眼にて仰ぎ見ました。初めての渡航生活３カ月で６キロ体重を落とし、理想体重に初めて到達し、中国・蘇州の日常を肌身で体感できるなど、勉学の目論みを遥かに凌いだ実り多きプチ留学になり、又、日数も浅いお付き合いにも拘らず、皆様に送別会まで催して頂きまして本当に有難うございました。
市のお手伝いは既に始めており、国際交流活動で翌火曜日に横浜・中華街散策に参加、中国語学習会の仲間には６月初頭に再会する手筈です。
日本か中国できっと全ての皆様と再会できますよう願いつつ、本日は、御礼と御挨拶で結ばせて頂きます。
有難うございました。 宮崎