スズメの
巣立ち雛。
"野鳥っぽさ" がまだ
全然なくて
あどけなく
愛らしく
あまりのいじらしさに
じたばたしちゃう
わたしです。
おはよう~。
もうちょっと
近づいていい?
この外テーブルに
1メートルまで近づいても
ちゅんは気にしない。
お日さま
まぶしいね。
お腹が
しっとり濡れているのは
朝露の降りた芝生を
あっちこっち
飛び跳ねて
一生懸命
ご飯をさがしていたから。
ことしも
丸太小屋のすき間を利用した
スズメの団地で
何組も子育てしていて
巣立ちも
もう何度かあったみたい。
でもやっぱり
何羽も入り乱れて大騒ぎで
状況が把握できず…
ちゅん、
意外にあしが長い。
そして
首の後ろに
羽(…皮?)があまってて
おかしい。
フランシスコ・ザビエル?
朝、
親スズメや
きょうだいのヒナが
飛んでいって
姿が見えなくなっても
ちゅんは
小屋のまわりにいて
ひとりで
ちょろちょろしている。
ひとりで大丈夫なのかな?
ひとりでも
なんだか
おしゃべりはとまらない。
ちゅんちゅん言って
わたしの足元に
なにかおいしそうなモノがあれば
迷わず
ピョンピョン寄ってくる。
そんなに無警戒で
大丈夫なのかな?
でも
ちゃんと
毎日ちょっとずつ
成長しているみたい。
ぐーんと寄ってみた。
幼い横顔に、
でも
確かにある
凛々しさ。
小さくて
あどけないけれど
逞しく
生きている
わたしよりもずっと
頼もしい、
ちゅん
★
STAND WITH UKRAINE
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