新・打打鼓紀行

和太鼓奏者/市川真司の太鼓道、日々の出来事や自身が主宰する千葉県を中心に活動している和太鼓チーム「すめらぎ」の事など…

東京の川田太鼓工房さんへ

2014年07月21日 22時32分27秒 | 川田太鼓工房
今日は仕事で東京へ行ってきました。
最近都内に行くと毎回思うのですが、本当に道路が狭くて車の運転が
恐ろしいです・・・
人も車も多いし、すっかりおのぼりさん気分です。
甲州街道や環八が狭く感じるようでは実家の近所は走れませんね~
わたしもすっかり千葉県民に染まったと言う事でしょうか!?


仕事が終わった後は、下北沢にお店を構える「川田太鼓工房」さんに
久しぶりにお邪魔してきましたよ。
いつもお世話になっている店長「木下さん」とゆっくりと話ができました。








店内には販売用ではありませんが、かなり大きな宮太鼓も置いてありました。







川田太鼓工房さんと言えば宮太鼓は当たり前ですが、和太鼓の「バチ」も
かなり豊富な品揃えで店内でのスペースを大きく割いて販売されております!
今日もわたしがいる間に来たお客さんのほとんどがバチを購入されていましたよ。
川田太鼓オリジナルのサイズは勿論、プロ奏者のプロデュースしたバチなども
販売されております。

わたしも自分用と「すめらぎ」用にオリジナルサイズのバチを作っていただいておりますよ~!

実は皆さん知らないかもしれませんが、通常の金額とほとんど変わらずに、
自分の欲しいサイズのバチを注文できるんです。
「要確認」ですが、少しの本数でもお願いできると思いますよ!

しかも!
川田さんのバチの種類はわたしの知る限りでは関東1番の種類の豊富さで
ヒノキをはじめホウ、サワクルミ、ブナ、カエデ、カシなどいろいろな材質での
製作が可能です。

野球で言えばバットやグローブ、ゴルフで言えばクラブと同じく、バチは個人持ちの
唯一の「道具」ではないでしょうか?
太鼓はなかなか個人での所有は難しいですが、せめてバチは自分の身体に合った
作りやバランス、質の良い物を使ってみたらいかがでしょうか?
マメに軽くヤスリがけなどをしてきちんとメンテナンスすればかなり長く使えますよ。

バチは消耗品ですが、自分と太鼓を繋ぐ唯一の道具です。


あくまでもわたし個人の使用感ですが。
15年以上、川田さんでバチを作っていただいていますが、手のなじみや質感、
重量は勿論、バランスや材料の乾燥時間まで考えられて作られています。

たかがバチではありません、太鼓の皮や胴の寿命にも深く関わってきますから
バチ選びは本当に大切な事だと思います。


やはりヒノキが1番太鼓と相性がいいでしょうか?
フチを叩く奏法には不向きですが、太鼓のフチは唄口と言ってすごく重要な
場所です。
硬いカシなどのバチでフチを叩くとカンカン!と「いい音」がしますが、太鼓にはかなりの
ストレスのなっています。
いわゆる「外バチ」を打つ場合でも唄口は叩かないようにした方がいいですね!










今日もいろいろと新しいHOTな情報が聞けましたよ~
ここでは書けない事がほとんどですがね~
また、近日中に川田さんの「あの」商品をご紹介する予定です!


川田太鼓工房