新・打打鼓紀行

和太鼓奏者/市川真司の太鼓道、日々の出来事や自身が主宰する千葉県を中心に活動している和太鼓チーム「すめらぎ」の事など…

子供の曲

2006年06月29日 08時40分33秒 | Weblog
お久しぶりです~
更新ペースをあげないといけませんね!
前回の書き込みで1年間盆踊りの曲打ちの稽古だけを
していたと話しましたが、今のすめらぎチルドレン
初めは盆踊りの曲打ちの稽古をしました。
太鼓へのとっかかりとしては非常にいいかと思います、
盆踊り会場に行った事が無い日本人は少ないでしょうから
聞き慣れた東京音頭や炭坑節などの曲で稽古をするのは
子供達も楽しそうです。
しか~し1年中盆踊りがあるわけでもなく
ひと夏の2ヶ月間くらいの間のほんの2,3日の為に
1年の時間をかけてられません!すめらぎチルドレンも
大人同様、創作組曲の稽古をかなりの時間をかけてやりました。
わざわざそのまま舞台で使えそうな練習曲まで作って
本格的に稽古に励みました。わたしの希望?理想は子供でも
ここまで出来るんだ!という限界点と言うか、子供が何かを
やると大体評価の第一ポイントが「カワイイ~」なんですが
それを第三ポイント位に持っていきたいんです。
まずは「素晴らしい~」から「シャンとしてるねぇ」ときて
「それにカワイイねぇ~」てな具合です。
要するに、すめらぎの基本理念でもある「北極星のように
光り輝いて人の目標になるような存在」です
地道な稽古の結果ようやく人前で披露してもいいかな~と言う
位のレベルになりました、7,8月に立て続けに3箇所ほど
予定に入れました。今後どんどん増やしていくつもりです
今後大人の会員には脅威になるでしょう・・・
そのうちスケジュールにUPします~


盆踊り2

2006年06月21日 23時59分20秒 | Weblog
申し訳ありません!前回はまったくタイトルの
盆踊りの話にいきませんでした~
と言うわけで続きです・・・かなり過酷な環境で
太鼓を始めた訳ですが、今のすめらぎとは比べようも
ありません。
今が普通・・・中の上ってとこでしょうか?
 さていよいよ盆踊りの話に移りますが、わたしが
太鼓を始めたのは盆踊りシーズンが終了した9月です。
それから初舞台となる地元の学童盆踊り大会までの
約1年間は連日盆太鼓だけの稽古をしました。
曲に合わせて稽古を始めたのなんて翌年になってから
だったと思います。それまでは地道な型の稽古を
繰り返し行いました、わたしはモーレツに身体が
硬いので相当つらい稽古でしたすめらぎ会員の
みなさんの気持は良~く分かります。
しかし、今考えると1年間盆太鼓の稽古しかしない
と言うのはすごい経験でした。初舞台後も2年くらいは
盆太鼓の練習が9割、組太鼓なんて「なんですかそれ?」
状態でした・・・現在のすめらぎの稽古内容とは180度
逆ですね。でも盆踊りは大~好きです、日本の素晴らしい
大衆文化の1つですね最近はずいぶん数が減りましたが
1番の自粛ムードとなったダメージは「O157」でしょうか?
原因はそれだけではないでしょうが残念です・・・
またあちこちで復活すると良いですね~



盆踊り!

2006年06月18日 16時20分08秒 | Weblog
初舞台1・2の続きを書きます!
当時稽古場として使っていたのは某O問屋?さんの
倉庫でした、入り口がとにかく大きくて幅15m、
高さ20mほどもあったでしょうか?とにかく当時は
大きく感じました。最近になって見るとかなり小さく
見えますがそれでも大きいことに違いはありません!
その倉庫の中には商品がたくさん山積みになっていて
フォークリフトで積み上げられていました。
倉庫内は会社の方針?でなのか常に常温でした、常温と
言うとピンと来ませんが、要するに夏はクソ暑くて虫や
蛾の溜まり場になり、冬は北風ゴーゴーで枯れ葉舞う
中での練習でした床はコンクリートでそれでも冬は
夏に比べてまだいいほうで、夏は防音と近所迷惑を考えて
シャッターは地上50センチ程まで閉められます・・・
まさに蒸し風呂です!
冬場はシャッターを全部閉めますが保温効果ゼロでした。
太くて重い樫のバチで硬い古タイヤに向かって一生懸命
練習しました。手が痛いとか皮がむけるなんて当たり前
でした、太鼓を始めたら1、2年くらいは今のすめらぎ
会員では想像出来ないような手の損傷でした
うちの会員には、あえてテ-ピングや絆創膏等での手の保護を
勧めていませんが理由を話しても痛さに負けちゃうんでしょうか
いつまでも色々張ってる人も多いみたいです。そういう人は
太鼓をやり続ける間中使用することになります、舞台では
そんな物つけて出れませんから、その日に皮が剥けたりします。
そしてまた稽古場でテープを貼る・・・こんな悪循環は
無いと思うんですが、あまりに出血が多かったりする時
以外はあまり使用しない方が本人の為だと思いますが~~~
人間の身体は良く出来た物で、「剥ける=治る」を繰り返してる
うちに剥けない様になっていくんですねぇ 本当ですよ
少々の豆は太鼓をやる以上仕方ありませんよ~
そんな訳で太鼓を始めた当時は暑さ寒さ痛み出血、筋肉痛と
連日戦ってきました今思えば太鼓の会と呼ぶにはあまりにも
悲惨でした。太鼓はボヨボヨの太鼓が1台だけで、持ち上げると
ガラガラ中で音がしてました・・・要するにおんぼろ太鼓でした。
太鼓1台で会員が10名程いましたから古タイヤや酒樽等を
利用して練習しました。あ~~~思い出しただけでも泣けてきます。
辛くなってきたので今日はこのへんで

すっかり

2006年06月15日 17時24分58秒 | Weblog
更新頻度がおちてますが・・・
最近読み始めた本がありまして、そのせいだと
思われます。何の本かと申しますと今まさに大ブーム!
映画にもなりました「ダ・ヴィンチ・コード」です。
以前映画館は苦手ですと申し上げましたが、それを
おしてでも是非映画館で見たい久々の映画です!
映画を見る前に原作を読むなんて初めての経験じゃ
ないでしょうか!?文庫本ですが上・中・下と3巻
楽しみながら読んでます、管理人のKAZUMIさんに
借りました~
学生の頃からどうしても活字を読むとすぐに眠くなる
病気が未だに完治していません!最近では目も悪く
なったので余計に疲れます・・・パソコンの画面も
同じなんですが目が疲れてしまいます~
でもだいぶ読み進んだのでブログの更新頑張ります

初舞台 2

2006年06月10日 21時58分03秒 | Weblog
先日の書き込みで初舞台の話まで行かなかったので
続きをお話します~
6年生までの2年間地元の子ども会にいて、地元の
夏祭り(盆踊り)等で太鼓を叩いていました。
1年に2,3日しかお祭りで太鼓を叩く機会が
ありませんでしたが、近所の友達連中とお互い競争
しながら練習をして今のわたくしの地盤がだんだん
盛り上がっていきました~
その後小学校の卒業と共に子ども会も卒業しました、
中一の?9月から地元の某太鼓チームに参加して、
お祭りシーズンに関係なく稽古に励める環境に身を
置きました。
それからは毎日、毎日、学校ー部活ー太鼓ー寝る!
の繰り返しの生活が始まりました。
部活は中・高とバスケットボール部に入り、それはそれは
連日超ハードな練習をしました。その頃の仲間は様々で
地元の大人が大半でした、酒屋さんトラック運転手、
そば屋さん、ラーメン屋さん、大工さんなどバラバラな業種
の方たちが参加していました!始めた頃子供達は
4、5人しかいませんでした、その中に我がすめらぎの
KAZUMIさんもいたんですよ~さすがに当時から
誰もが一目おく素晴らしい才能を発揮していました!
KAZUMIさんを太鼓の道に誘ったのはわたくしです、
誘った経緯などは面白い話があるんですが、あえてここでは
ふれないでおきますがあれから、ん十年経った今現在
一緒に太鼓を叩いているなんて当時想像も出来なかったです
今では頼りになって、とても信頼のおけるわたしの片足として
活躍してくれてます~

またまた初舞台の話が・・・

初舞台

2006年06月06日 23時59分47秒 | Weblog
プロフィールに「12歳から太鼓をはじめる」と
書いてありますが、正確には小学5年生の夏からに
なります。わたしは東京都世田谷区の生まれです、
世田谷に住んでいたとき夏になると、家の目の前が
盆踊り会場になり、その太鼓の稽古場もすぐ近所に
ありました。しかしそこでは子供は櫓に上げてもらえず
毎年太鼓の稽古場の窓に張り付いて、のぞいているだけの
少年でした~(今の鎌取の稽古場のようです)
5年生の時に今実家がある調布市に引っ越しました。
引越した先も家の目の前が盆踊り会場でした~
そこの地域の子供会で盆踊りの1ヶ月位前でしょうか?
夏祭りで太鼓を叩きたい人の募集があり、迷わず参加
しました。近所のおじさん達が熱心に指導をしてくれた
のを覚えています。いつも1番に練習場所に行って1台
しかない太鼓をおじさん達と一緒に倉庫から出して、
練習が終われば最後まで残って太鼓を倉庫にしまうまで
残っていました模範的な人間のように映るでしょうが
そうではありません、何故かただただ太鼓の1部始終に
携わっていたかったんです。そこでいくつも貴重な経験を
しました、年の初めに太鼓を出した時はおじさんが日本酒
の一升瓶を持ってきて太鼓の鼓面に向け、口に含んだお酒を
「ぶうっー」と吹き付けてました、理由を尋ねると「お清めと
皮を馴染ませて柔らかくするためだ」と教えてくれました。
!!ここで読むのを止めないで下さい!!
お祭りが終わるとまたお清めのお酒を吹いて、倉庫にしまう
前には何と!ポマードをべっちょりと鼓面の塗っていました、
理由を尋ねると「常に潤いを与えておかないと来年良い音が
出ないんだよ」と教えてくれました。

世界中の和太鼓をお持ちの方にご注意申し上げます、太鼓の
鼓面はそのほとんどが天然の動物の「皮」で出来ております、
一部人工的に作られた素材もありますがそれは特別品です。
先程書きました、日本酒を吹きかけたりポマードを塗りたくる
様な行為は絶対になさらないで下さい。お酒はそのまま
お飲みください、ポマードは素敵なヘアースタイル作りに
ご使用ください。太鼓に水分は天敵です皮が伸びて強度や寿命に
間違いなく影響しますので絶対におやめください。
もしもそんな人を見かけたら
「うな重にとんかつソースをかけるような事はしないほうがいい」
と言ってあげてくださいね!



すめらぎHPの

2006年06月03日 23時59分55秒 | Weblog
BBSで打打鼓紀行の新タイトルを募集してるんですが
反応が薄く悩んでいます・・・
「だだっこきこう」って読みづらいと言うか、ローマ字
なかったら「だだこきこう」になっちゃいますよねぇ~
はっきり言って読めません!もっとシンプルでセンスの
良いタイトルにしたいんですが、なかなか思い浮かばないんですよ。
最近このブログ太鼓のこと意外の内容が多いし・・・
太鼓ばかりじゃつまらないでしょ?あんまり太鼓のウンチク書き並べてもねぇ~
しか~し!今後は少し昔のわたしが太鼓を始めた頃の話でも書きますか!
あまり書くと、すめらぎ会員にプレッシャーを与えそうで・・・
本当は書きたい事たくさんあるんですが、自分がやったようには
みんな出来ないでしょうし。でもすめらぎ会員以外でも
このブログを見てくれてる方がいると信じて
「明日の太鼓打ち」のみなさんの役に立つ様な話をしましょう~~~
今日は書きませんが!?
でも1つだけ。
太鼓たたきも色々なジャンル、考えの方がたくさんおりますが
わたくしが唯一尊敬する太鼓奏者が「林 英哲」さんです。
その方の著書に「あしたの太鼓打ちへ」と言う本があります、
特にうちのメンバーは読んだ方がいいと思います。
いい事がたくさん書いてあります、あえてコメントは書きませんが
興味があったら皆さんも是非読んでみて下さい!
わたくしなんか足元にも及びません・・・


http://www.eitetsu.net/

モアイ像

2006年06月01日 03時42分12秒 | Weblog
6月になりました恒例の?壁紙チェンジしてみました~
以前南極に行きたいと書き込みをしましたが、
世界遺産にも指定され、モアイ像があるイースター島も
行ってみたいです~
南太平洋の大海原にポツンと浮かぶこの島は、南米チリから
約3700Km、タヒチからだと約4000Km、人が住む
もっとも近い島で約2000Kmも離れているそうです。
まさに、絶海の孤島ですね!
世界遺産と言えばグランドキャニオンに行った事があるんですが
そののみ込まれそうに圧倒されるスケールの大きさと
自然の美しさ、そしてセスナ機の恐ろしさ
今でもはっきりと脳裏に残っています。

http://www.geocities.co.jp/itoiyasutomo/