むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

まつりで見る表情から・・・

2013-10-08 | 書道

*先ずは、自分のブログと同じものをアップしています。

今日は先日もご紹介した吉祥寺秋まつりの一コマをアップしました。

神輿は日曜日が本番でしたが、台風の影響で中止になりました。

しかし、前日の境内での縁日や各地域の縁日広場はやっていましたよ。

書道のお稽古帰りに街を歩いてみました。

 

 

昔は露天商のオジサンは恐い方と思っていました。

しかし、今では(昔からかも?)笑顔で若いお客さんと話をしています。

中学生か高校生でしょうか?

一端(いっぱし)の祭り袢纏の出で立ちです。

いっぱしなんて言う言葉は使わなくなりましたね。

このまつり袢纏姿も若い方に格好良く、もてはやされているのでしょう。

 

 

射的・・・。

懐かしいですね。

真剣に何かを狙っています。

でも、中々撃ち落とすことが出来ません。

オジサンもサービスなのか、落ちやすいようにしてくれています。

歓声が上がりました!

見事GETです。

選んでいるのは今のアイドル写真でした。

(私には名前も分かりません)

 

 

ある地域の縁日広場では、ピエロ姿の風船を何かにしています。

縁日とピエロ。

面白い組み合わせですね。

子どもたちの浴衣も今はアレンジされて短く、そして履き物は下駄でなくブーツぽい今風です。

これも良いのでしょうね。

 

 

ピエロさんの表情に魅かれました。

いくら仕事とは言っても、豊かな表情です。

私・・・

最近、腹から笑うことが少なくなったような気がします。

何ごとにも追われ感があって、心底楽しんでいないのでしょうね。

これで良いのかな?とも思っています。

「忙しいうちが華よ!」と言われますが、ほんと心を亡くしているようです。

 

 

仕事をしながらでも、テレビを観ても、趣味の世界でも、腹から笑うこと有りますか?

感情や表情は何処へ行っちゃったのかなぁ~。

 

 

シャッターチャンスを構えながら、そんなことを思ってしまいました。

デジタルばかり相手にしているからでしょうかね。

書道はアナログの世界ですが、書に表情が出てくるくらいにお稽古に精進しなけれな成りませんね。

まぁ~私はデジタルもアナログも趣味にしていますので、救われているのかも知れません。

 

萬 鶴