むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

どこかで見たあの書(鶴嶺)

2011-01-20 | 書道

本日お稽古の際に吉野大巨先生から先日DVDに収録した

ビデオのお話をいただきました。

先生も記憶されていなかったとのことでしたが、映像を見て気づかれたとか。

その映像がこれです。

さてどんな書が書かれていくのでしょうか?

書かれているのは勿論 桑原翠邦先生です。

ここまでくればあれか!と思われるかも?

右上のお手伝いをされている方は多分 浅沼一道先生だと思います。

完成です。ここまでくればあれだ!っと

そうです。以前にこのブログで東鶴師範が紹介されていた書に違いありません。

所得?いやいや得所。

これを額装したものが、東鶴師範の執務室に掲げられており

私も執務室にお邪魔した際に拝見させていただきました。

先生から、先日のお稽古の際に東鶴さんとこのDVDをみたんですよ。とお聞きし

そして鶴嶺さん。DVDのシーンを画像に取り込めないの?との弁。

・・・・今夜はとりあえず映像をデジカメでパチリ!

コマ送り的に画像をアップさせていただきました。

身近に見たことのある貴重な書がまさに生まれる瞬間を映像で見ていると

ちょっとゾクッと来るような何かを感じます。

また1986年6月15日の映像ですから約25年も前のこと。

その当時の状況を映像で見ることができるなんてなんと幸せなことか。

改めて記録に残しておくことの大切さも学んだ次第です。

大巨先生 貴重な記録映像をありがとうございます。


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3 コメント

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なんと申しましょうかぁ~ (萬鶴)
2011-01-21 07:34:26
鶴嶺さん

先日も東鶴さんの執務室で、「得所」を前にして相談事をしていました。

我々墨友会の役割と言うのか、やらなきゃならないことは、継承?伝達?ネットワーク?場づくり?
あぁ~言いたい言葉が出てこない~。
みなさんはおわかりですよね。
このビデオをDVD化にし、こうしてネットなどで伝えることも、役割かも知れません。
世界の方が、瞬時に見れる情報ですから...。

25年前...。
30歳代後半ですが、その頃も仕事一筋(?嘘つけぇ~と影の声あり)で書道の世界に興味を持つとは思っても見ませんでした。
これから25年先は、生きてれば米寿の頃。(うむぅ~)
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所得...じゃなかった得所 (東鶴)
2011-01-21 20:36:07
鶴嶺 さん

「得所」を桑原翠邦先生が書かれている場面を
吉野大巨先生のおけいこ場で拝見したときは、
感動モノでした。

これが私の仕事部屋の「得所」だ...と。
爨宝子碑(さんぽうしひ)からの臨書だそうです。

鶴嶺さんに作成していただき、萬鶴さんから
いただいたDVDを私はまだ見ていませんでした。

それをブログにアップしていただいてありがとうございました。

私にとっての宝物=DVDが1つ増えました。



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臨場感 (鶴城)
2011-01-23 12:41:10
鶴嶺さん

写真を拝見しました。書の歴史に詳しくない私でも「空気」が伝わってくるといいますか、臨場感がありますね。鶴嶺さんありがとうございます。

駆け出しの私としては、文鎮の置き方に目が行ってしまいました。何と言いますか・・何でしょうかね。

今度実際の書を拝見したいですね。
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