むさしの墨友会

現代書道の父、比田井天来先生の門流である桑原翆邦先生の門人の吉野大巨先生を師として、書を愛好する仲間の会です。

今年最後のお教室 (萬鶴)

2011-12-17 | 書道

今年最後のお教室に行ってまいりました。

1月分のお月謝と墨華誌購読料(1年分)をお支払いするためです。

本来なら、宿題などをお出しすべきなのですが・・・。

お月謝だけです。

先生から毎年恒例の?カレンダーをいただきました。

 

“お好きなのを選んでくださぁ~い”

“選んだものによって昇段するかも知れませんよぅ~”???

意味分からず?

「老鶴 萬里の心」と書かれています。

「鶴」「萬」を合わせると「萬鶴」になります。

これにいたしました。

縁起が良さそうです。

 

もう一枚どうぞ!とのことで・・・

「天晴れ 萬花喜ぶ」

これは来年の私の信条?そうなりたいなぁ~と言う願望?に思えました。

有り難く、いただきました。

 

会話の中で「全書芸展」が開催されているので、ブログにアップして下さいと、お願いされました。

 

 

国立新美術館で、12月19日(月)まで開催しています。

 

 

これは大巨先生の作品です。

大きい先生ですが、小さく見えるくらいの大きさ(縦3m×横2m)の大きさです。

保存は仮張りとか言っていましたが、簡単に言うと剥がして横(2m)の大きさで丸めるとのことです。

また、作品として展示する時は張り替えるようです。

回数を重ねると、やはり傷んで行くよです。

 

吉野大巨先生のご出身地はご存知ですよね。

北海道苫小牧です。

 

 

ご卒業された「苫小牧市立光洋中学校50周年記念誌の題字を書かれています。

本名 吉野恒夫 4期生

右側は吉野先生が投稿された「光洋中学校の思い出」です。

書道を始めたきっかけは、「同校全員による書道コンクール」への作品提出からのようです。

書道の前は柔道部に入部していて、スポーツ少年でした。

ある日、書道コンクールの成績が発表され、第一席・二席・三席と、恒夫少年の作品は入いるはずも無く、気にしていなかったようです。

その後、先生に呼ばれ「吉野の作品はとても良かった。君には才能があるぞ・・・。」と仰ったそうです。

この「囁き」が恒夫少年の心にずっと引っかかっていく事になりました。

そして、高校生になり書道部に入部してから、いろいろな出会いがあり現在に至っているとのことです。

桑原翆邦先生の出会いなどは、お教室でお聞きください。

 

いずれにしても、「萬鶴さん、君には才能があるぞ!」と言っていただければ、もう少し頑張っているかも知れません。

まだ、誰からも、心に残る「囁き」(ささやき)はありません。

 

来年も鶴城さんとブービーを争いながら、筆を持つことをお誓い申し上げます。

私の役割は、なんとなく幹事が似合っているのかな?

 

(萬鶴)


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
力学不知疲 (彩翠)
2011-12-17 20:50:23
私は「学に力(つとめ)れば疲れ知らず」をいただきました。来年は、そんな年にしたいと思います。
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