今年最後のお教室に行ってまいりました。
1月分のお月謝と墨華誌購読料(1年分)をお支払いするためです。
本来なら、宿題などをお出しすべきなのですが・・・。
お月謝だけです。
先生から毎年恒例の?カレンダーをいただきました。
“お好きなのを選んでくださぁ~い”
“選んだものによって昇段するかも知れませんよぅ~”???
意味分からず?
「老鶴 萬里の心」と書かれています。
「鶴」「萬」を合わせると「萬鶴」になります。
これにいたしました。
縁起が良さそうです。
もう一枚どうぞ!とのことで・・・
「天晴れ 萬花喜ぶ」
これは来年の私の信条?そうなりたいなぁ~と言う願望?に思えました。
有り難く、いただきました。
会話の中で「全書芸展」が開催されているので、ブログにアップして下さいと、お願いされました。
国立新美術館で、12月19日(月)まで開催しています。
これは大巨先生の作品です。
大きい先生ですが、小さく見えるくらいの大きさ(縦3m×横2m)の大きさです。
保存は仮張りとか言っていましたが、簡単に言うと剥がして横(2m)の大きさで丸めるとのことです。
また、作品として展示する時は張り替えるようです。
回数を重ねると、やはり傷んで行くよです。
吉野大巨先生のご出身地はご存知ですよね。
北海道苫小牧です。
ご卒業された「苫小牧市立光洋中学校50周年記念誌の題字を書かれています。
本名 吉野恒夫 4期生
右側は吉野先生が投稿された「光洋中学校の思い出」です。
書道を始めたきっかけは、「同校全員による書道コンクール」への作品提出からのようです。
書道の前は柔道部に入部していて、スポーツ少年でした。
ある日、書道コンクールの成績が発表され、第一席・二席・三席と、恒夫少年の作品は入いるはずも無く、気にしていなかったようです。
その後、先生に呼ばれ「吉野の作品はとても良かった。君には才能があるぞ・・・。」と仰ったそうです。
この「囁き」が恒夫少年の心にずっと引っかかっていく事になりました。
そして、高校生になり書道部に入部してから、いろいろな出会いがあり現在に至っているとのことです。
桑原翆邦先生の出会いなどは、お教室でお聞きください。
いずれにしても、「萬鶴さん、君には才能があるぞ!」と言っていただければ、もう少し頑張っているかも知れません。
まだ、誰からも、心に残る「囁き」(ささやき)はありません。
来年も鶴城さんとブービーを争いながら、筆を持つことをお誓い申し上げます。
私の役割は、なんとなく幹事が似合っているのかな?
(萬鶴)