平成23年(2011)6月25日(土)
八王子「戸吹鮨忠」さんにて、桑原翆邦先生直筆の板戸を訪ねる会が開催されました。
多くのみなさんは立川駅に集合し、青梅線から五日市線に乗り換えて、秋川駅(最寄りの駅)に降り立ちました。
梅雨の合間だけあって少し湿度も高く感じますが、桑原翆邦先生の作品にお会いできると思うと、気持ちもワクワクします。
タクシーに分乗し、10分ほど・・・
突然、大きな壁面が表れました。
そこが目的地「戸吹鮨忠」さんです。
「昌楽」と書かれています。
「昌楽」とは “さかんにして たのしい” の意味です。
ご主人と女将さんが愛想よく出迎えてくれました。
本日の参加者は鶴友会とむさしの墨友会のメンバーが中心となる17名です。
墨華書道会 大巨支部の一大イベントにも感じます。
吉野大巨先生より、この板戸が書かれた過程や当時の状況、翆邦先生の息づかい、余った墨で条幅を書かれた模様まで楽しそうにご紹介されていました。
当時のことを思い出したのでしょう。吉野先生も真剣な眼差しの中にも笑顔が見受けられました。
鮨忠さんのご主人と女将さんに、桑原翆邦先生が88歳の時に書かれた額装をプレゼントされました。
この板戸は9月?に開催される、雙暢展に飾る予定だとお聞きしています。
この地まで来られなくても、大作が身近に拝見出来ることは素晴らしいことだと思います。
「山中に食・書・情在り」
しかし・・・時間をかけて、山ふところにだかれる戸吹で、食を楽しみ、書を賞でて、こだわり人間の心を味わう。
まさに山中に食書情け在りが本来なのかも知れません。
吉野大巨先生のご説明も一とおり終え、乾杯に移りました。
各先生方も大盛り上がりです。
みなさんより30秒コメントで、書への思いなどを語っていただきました。
そして、美味しい食も楽しみました。
ほんと、美味しかった!
吉野先生からみなさんに記念として、筆がプレゼントされました。
更に!!!
桑原翆邦先生の書が2枚。
ジャンケン大会で決めるとのことです。
二つのグループに分かれての決選です。
一番弱い方(負けた方)へのルールです。
結局、一番弱かったのは、大久保宗鶴さんと藤井岑鶴さんでした。
宴は切なく続きます・・・。
帰りの車も準備(到着)しました。
恒例の中田仙鶴先生の〆と集合写真をパチリしてお開きとなりました。
参加されたみなさま、本当にご苦労さまでした!
山崎鶴嶺さん、関所の番人や事前の調整、荷物運びなど、お疲れさまでした。
殿や姫様もお喜びの様子でしたね。
これで今回の「足軽業?」を解任いたします。
(萬鶴)
同期の桜、覚えていてくださったのですね。
海外研修での萬鶴さんとのデュエット。
まったく同期ではない大先輩の萬鶴さんのご指導のもと種々励んでおります。
確かに昌翠さんがおっしゃるとおり、お住まいから八王子戸吹まではちょっと距離がありますね。
ちょっとした小旅行の気分では?山は間近にあり川も流れている、ここが本当に東京?と思われたのでは・・・・
少々お疲れのようですが、今年は節電の影響で、オフィスの温度も高く設定されているのでしょうから
くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます。
楽しいひとときでした。ありがとうございました。お酒も料理もおいしかったですが、吉野先生のお話や皆様の言葉からいろいろなことに気づかされ、桑原翠邦先生の板戸の奥の深さを初心者ながら少し感じることができたと思います。
9月にどんな感じで展示されるのか楽しみになりました。
名幹事!!
お疲れ様でした。
おかげさまで戸吹の鮨忠と桑原翠邦先生の板戸
は私たち夫婦にとって良い思い出となりました。
板戸とはスペースBeで再開できるとしたら、
またまた素晴らしいことになりそうですね。
昨夜「戸吹鮨忠」に腕時計をお忘れになられた方がいらっしゃるかと存じます。
SEIKO SPIRIT という時計です。
どうしようかと考えましたが、吉野大巨先生の
お教室にお届けしておこうと思います。
お稽古にお見えになった際にお受け取りいただければと存じます。
大変お疲れ様でした。
足軽としては何となくバタバタしてしまい行届かないところもありましたがお許しください。
そして、吉野大巨先生が差入れてくださった「蒲原」美味しくいただきました。ありがとうございました。しっかり2升が空っぽになりました。
確かに都心から八王子の最果て戸吹までは、なかなか足を運ぶのが大変ですよね。
しか~し遠路とは申せ、岑鶴さん曰く毎日通勤している人も居るんですが・・・。私もその内の一人です。
確か先生は9月2日から4日までとおっしゃっておられたかと思いますが、この「板戸」をお借りしスペースBeに展示する予定とのことです。
とすると・・・萬鶴さん!9月1日はトラックに乗って戸吹ですねえ?