立ち上がりが危なく、何度もしりもちをついてる入居者さん・・・
なんとかならないかと日々工夫・・
今日も話し合いの最中も、危険行為が続く・・・
テーブルを押したりと・・・
以前は動けないようにテーブルの間に挟んだり(もちろん一時的に)
とりあえずソファーにいてもらって動きにきくくしてみたりするんですが、これもあんまり効果ないわけです
一応私は、社会福祉学科を出てるわけでありまして、大学時代の資料を少し見直してみました。
いわゆる身体拘束ってものです。
参照→http://www.pref.osaka.jp/korei/sisetu/info/image/zero%20manual.doc
1.徘徊しないように、車椅子や椅子ベッドに、体幹や四肢等をひも等で縛る。
2.転落しないように、ベッドに四肢をひも等で縛る。
3.自分で降りられないように、ベッド柵を囲む。
4.点滴、経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢等をひもで縛る。
5.点滴、経管栄養等のチューブを抜かないように、または皮膚をかきむしらない様に、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。
6.車椅子や椅子からずり落ちたり、立ち上がったりしないように、Y字型拘束帯や腰ベルト、車椅子テーブルにつける。
7.立ち上がり能力のある人の立ち上がりを妨げるようないすを使用する。
8.脱衣やおむつはずしを制限するために、つなぎ服を着せる。
9.他人への迷惑行為を防ぐためにベッドに、体幹や四肢等をひも等で縛る。
10.行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服薬させる。
11.自分の意思であけることの出来ない居室等に隔離する。
という項目があります。
今日一緒に組んでた人とこんな話になりました。Tさんとしましょう。
T「家族の承諾さえあれば、拘束だって出来るんだけどね」
私「基本そうですけどね・・難しいとこですよね。」
T「病院とかだったら車椅子にベルトしたりして、とかやるんだけど、この人は余計に動いて怪我するわ」
私「そうですよね。まあ一応簡易ではあるんですが、ソファーに座ってもらってちょっと時間稼ぎをするしかないんですよね。これも一応拘束になるんですよね・・」
T「ソファーが何で拘束になっちゃうの??」
私「一応立ち上がりにくくはなりますからね。ただこのソファーだと浅いからただの時間稼ぎにしかならないですね。上の方(別の入居者)はそれを理解してるわけで座ってもらえないけど・・」
T「でも安全のためだし少しは仕方無いわけだよね」
私「ただ3Fのあの使ってないソファーのほうが多少深く座れる気がするんで、持って来てみましょうか」
ってことで兄貴の力を借りて3Fのソファーを下に運んでみた。。
なるべく真ん中に座らせてみたんですよね・・多少は立ちにくいんで時間が稼げますが・・結局は端に座って肘掛を持って立ってしまうんですよね一体どうすればいいのか・・
何かに集中してくれてるときはあるけど、それは少しの間・・ほんとに難しい・・歩けないってわからない、立ちたいという意思が働く・・
もちろん相手が認知症であることはわかってるんですが・・私たちにも限界があるわけです。人がいないわけですから・・そして、入居者は一人じゃない。この人にかかって出来ないこといっぱい出てくる。だから色々してあげようとしても出来ない・・また色々勉強する価値は出てきますけどね・・
そうそうそれはそうと、明日から勤務体制が変わるんですよね・・一体どうなるやら・・