9月の話です。
災害2日後、2階の屋根裏の点検口を開けて中を覗いてみました。
屋根の一部が飛んでいて空が見えました。
そこから外を覗いてみました。
外で作業している女房と二男がいました。
せっかくなので写真を撮りました。
飛んでしまった屋根の一部(オレンジ色のやつ)も写っています。
二男にカメラで写真を撮ってもらいました。
二男は夏休みに念願のカメラを手に入れました。
鉄道を撮るため。
被災状況の記録を残すのに二男のカメラが凄く役に立ちましたよ。
9月10日(火)台風翌日
午後10時頃
「義理堅く、頼りになる男」
長男が帰ってきてくれました。
ガラスの散乱している館内。
長男の寝る所を作らなければいけません。
寝る場所は売るほどあったのに・・・
とりあえずここで寝てくれ、まだまだ湿った畳の事務室。
ガラスの破片は無いので。
再び私達も横になる事に。
すると今度は近所から女性の大きな声が・・・
「若い人が面白半分でうろついているのかな・・・?」
「熟睡はできないな・・・」と思いました。
するとまた窓の外に気配が。
「ただいま」・・・長女でした!
大きな声の主は長女でした。
暗闇でご近所の方とばったり会って大きな声を出してしまったそうです。
もちろん長女が帰って来る事も知りませんでした。
中学の同級生に千葉で待ち合わせて車で乗せてきてもらったそうです。
「謎の女、女スパイか女盗賊か?」
女房、二男も起きて来て賑やかになりました。
またまた寝る場所を作らなければいけません。
売るほどあったのに・・・