連載シナリオ『ハートに火をつけて』
70 崖の上(夕方)
海に沈む夕日。
慶次、絶壁の上でしゃがみ込んでいる。
武彦、歩いて来て、慶次の横に立つ。
武彦「お前まで、死にたくなったとか言うなよな?」
慶次、ヘッドホンステレオを聞いている。
武彦、夕日を見ながら。
武彦「しかし、お前はガキの頃から、同じ
パターンだね、脈のなさそうな女追いかけ
て結局フラレルんだよな」
慶次、立ち上がり、ヘッドホンを外し、
慶次「役満は、滅多に上がれねーから、
最高なんだぜ」
武彦「俺は、中のみでも上がるけどな」
慶次、武彦にヘッドホンを掛け、
ステレオのスイッチを押す。
♪『アイムナットインラブ』(10cc)
沈む夕日と海のコントラストが
BGMと相俟って幻想的な雰囲気。
武彦、トロンとした眼つきに成り、
目をつぶる。
× × ×
(イメージ)花が咲き乱れる楽園
裸の武彦、天使を追いかける。
武彦、必死に追いかけるが、
中に浮いた天使に追いつかない。
天使、急に停止し振り返る。
天使の顔は芳恵。
× × ×
70 崖の上(夕方)
海に沈む夕日。
慶次、絶壁の上でしゃがみ込んでいる。
武彦、歩いて来て、慶次の横に立つ。
武彦「お前まで、死にたくなったとか言うなよな?」
慶次、ヘッドホンステレオを聞いている。
武彦、夕日を見ながら。
武彦「しかし、お前はガキの頃から、同じ
パターンだね、脈のなさそうな女追いかけ
て結局フラレルんだよな」
慶次、立ち上がり、ヘッドホンを外し、
慶次「役満は、滅多に上がれねーから、
最高なんだぜ」
武彦「俺は、中のみでも上がるけどな」
慶次、武彦にヘッドホンを掛け、
ステレオのスイッチを押す。
♪『アイムナットインラブ』(10cc)
沈む夕日と海のコントラストが
BGMと相俟って幻想的な雰囲気。
武彦、トロンとした眼つきに成り、
目をつぶる。
× × ×
(イメージ)花が咲き乱れる楽園
裸の武彦、天使を追いかける。
武彦、必死に追いかけるが、
中に浮いた天使に追いつかない。
天使、急に停止し振り返る。
天使の顔は芳恵。
× × ×