初心者&中年サーファーの為に・・・
毎週水曜日は、SURFオヤジのサーフィン講座38回目
ローラーコースターでフィニッシュ
70年代サーフィンの王道
今は違います。
スープを上手に抜けるのがサーフィン上達のカギ。
1ローラーコースターはジェットコースター
私が最初に覚えたサーフテクニックはローラーコースターでした。
当時はプロでもローラーコースターがフィニッシュ技のメインでしたので。
スープと格闘しながら練習した記憶があります。
有る程度サイズのあるスープだと、ジェットコースターで
滑りおりる様な快感を感じました。
3種類の スープを抜けるテクニック
〇ローラーコースター
波のリップやスープに乗り上げ、スープの上を滑り。
スープを抜けるテクニック。
〇ロールイン
波のリップの際に沿って波のカールに乗り上げスープの上を滑り下りるテクニック。
〇フローター
波のトップでカール&スープの上をノーズを浮かせながら。
横すべりにブレイクの先端に出るテクニック。
現在はロールインがフィニッシュ技のようです。
コレは多分ダンパーに成るブレイクで、フィニッシュしか対応が取れない時に、
思い切りカールを付き抜け、場合によってはエアリアルに成るので。
ロールインがフィニッシュ技になっていると思います。
2ローラーコースター実践&練習法
ローラーコースターの練習。
スープの上を滑る練習をしましょう。
最初のテイクオフの練習の様に、ウネリに対して、真直ぐテイクオフしましょう。
波がブレイクしても、ブレイク方向へボードをターンさせずに真直ぐ直進すれば、背後からスープ波がボードを押してくれる筈です。
斜めにテイクオフして、波を横にすべるのが普通に成ってから、このテイクオフから直進すると、少し違和感があるかもしれません。
上記の練習を膝から頭前後までの色んなサイズの波でスープに慣れましょう。
腰位のスープ波ならそんな難しくない筈ですが、腰以上のサイズになると、
バランスが難しくなると思います。
サイズが上がってきたら、態勢を低くし、テール寄りに重心を移しましょう。
そうすれば安定度が増す筈です。
上記の練習を繰返してスープに押される感覚になれてきたら、
スープの上に乗り上げる練習をしましょう。
スープに押されだしたら、一瞬前足に加重しテールを上げればスープに乗り上げる筈です。
此処でバランスを崩さないように膝のクッションを利用しまよう。
コチラも頭前後までのサイズの色々な波でバランスを崩さずスープに乗り上げれるようになるまで繰返し練習しましょう。
後はローラーコースターの実践です。
最初は厚めの波で、トップ側からスープを降りる練習をしまししょう。
態勢を落とし、膝のクッションを使って、
最初のウチは縦に降りるようにします。
コレを繰返し、スープの上を滑る感覚を身につけましょう。
徐々に掘れた波でもスープの上が滑れる様になりましょう。
掘れた波のスープが滑れるようになったら、ボトム側からアプローチします。
ボトムターンをした時に、普通のトップターンやリッピングでは間に合わないタイミングで
波がブレイクしたら、リッピングの要領でボードをリップに当て込んで、腰を回せば、スープに乗り上げる筈です。
後は膝のクッションを使い、スープの上を滑りおりればローラーコースターの完成です。
現在は、ローラーコースターでフィニッシュするのではなく、スープを抜け再びブレイクの前に出るのが普通のようです。
斜めにスープを降りる練習をご自分で試して下さい。
スープを抜けるのが上達すればロングライドも可能になります。