ライム藩

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ゆうづる

2016年04月11日 | 交通関連

「ゆうづる」と言えば筆者には團伊玖磨さんと寝台特急の2種類が思い浮かびます。皆さんは如何でしょうか。今日は寝台特急の話です。

上野ー青森をC62が20系を牽引していた頃を見た人は御年配の方かと存じます。筆者はそこまでは存じません。電気機関車牽引の客車(20系、後に14系と24系)と電車(583系)で運行されていた頃に北海道の撮影旅行の帰りに何回か乗車したに過ぎませんがとても好きな列車でした。それらが一時期は7往復の大所帯となり常磐線の単線区間も通ったかと思うと感無量です。

上野ー青森は夜行列車が時間調整をしなくても発駅・着駅が有効時間帯になったので猛スピードで駆け巡りました。筆者にはそれも好きな要因でした(時間調整をしながら走るのは特急じゃないと思ってましたからね)。

現在は勿論走っていません。平成の時代を向かえる頃にはスッカリ衰退してしまいました。新幹線の開業や航空機のサービス向上と利用者のニーズより一部の鉄道マニア以外の方から見向きもされなくなってしまったのですね。今ではお若い鉄道マニア君には名前さえ知られていないのかもしれません。

そうそう、ゆうづる全盛期の頃に講義の始まる時間毎に車での通学の時刻表を作っていました。勿論「ゆうづる」は昼行ながら俊足タイプの特急で他に急行「十和田」や実際にそのダイヤで運転した事はありませんでしたが一晩かけて走る夜行の普通列車の設定もありました。懐かしい思い出です。